長陵千年樹本醸造
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新潟市西区内野塩川酒造のお酒です。18-19度。60%。
今まで飲んできた新潟のお酒と違って、名前、長いです。こういう名前からしばらく距離を置いてみると、結構うざうざですね。敬遠の一因だったり。
アルコール、酸が強そうなキャラクタ、柑橘系のすーっとする香り。それに少しだけのチーズ。
当りは、ピリッとしたアルコール由来の辛味。それに米米しい粒粒感のあるざらつき。この風合いも久しぶりです。とろみはあまりないです。
中盤は、中厚な米米しさが広がります。複雑でガシンガシンとした強さがあります。鼻に少し生っぽさ、フレッシュさが抜けます。
やや苦手な溶剤感は微かで、この程度あるとよいアクセントになっていて、却って好感です。
フィニッシュは、スッパリ。お久しぶりのガッシリスッパリのお酒でした。
(・∀・)イイ!
かなり濃い目のお酒です。「寒造り」とはまったくコンセプトが違うのでしょう。
ところで、「越淡麗」って酒米の名前。どうなんでしょうねー。
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長岡市柏露酒造のお酒です。15-16度。60%。
ヨーグルト、オレンジ、アルコール、醤油…。すっとする揮発感の中に複雑な要素が含まれています。
当りは柔らかですが、直ぐに刺激的な溶剤風の辛味が舌にかかってきます。弱いながらもふわりとした甘味もあり、刺激辛味がやや突出するもののまあまあbalancedです。
最後は、ちょっとだけコゲ風味と荒涼感が残ります。これが大きく長くなるとアウトですが、なんとか許容範囲。
溶剤感苦手でなければ、結構楽しめるのではと思います。
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十日町魚沼酒造のお酒です。麹米55%、掛米60%。15-16度。
みかんのような柔らかい柑橘系の香りがあります。少し複雑。
果汁のようなすっきりした酸味の当り。少し灰っぽさ。
やや辛味が感じられるが、やっぱり柔らかな触りと味わい。みかんのキャラクターは次第に消えて行く。
最後は、意外にも灰の触りと水の匂いだけになりますが、極短い時間で消えます。キレがいい。
控えめの果汁味とバランスの良さが好印象でした。
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新潟市北区株式会社越後伝衛門のお酒です。14-15度。60%。
柑橘系の香りに少しのチョコレートのキャラクター。かなり強いライムの香りがあります。これとアルコール香のセットがとても綺麗です。バランスが良い。
入りは、ぴりっとした辛味が来ます。
中盤。意外に触り自体は柔らか。鼻に抜けるライムの感触がよいアクセントになっています。
次いで、直ぐに、旨味が短い間に膨らんで、さささっと切れる。(・∀・)イイ!
ライム感中心の酒というのも面白い。
温度が上がってくると、果実味甘味がハッキリしてきます。
蔵元おススメとしてはおそらく常温なのでしょうが、これは冷たくして楽しみたいお酒でした。
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新潟市西蒲区の宝山酒造のお酒です。15-16度。60%。
スーッとするすっきりしたアルコールの香り。柑橘系ではないもののそんなイメージ。少しだけ醤油のキャラクターがあります。
ウオッカの水割りのような入り方。舌上にややざらつきが来ます。コントレックスのような感触が口中に残ります。
アルコールの甘味とミネラル感の簡潔なコンビネーションが意外に好印象でした。
「淡麗辛口」の究極型です。
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長岡市大積町栃倉酒造のお酒です。15-16度、57%。
糠っぽさのある甘い香りがあります。弱いです。
柔らかな唇触り。そのまま舌上にとろみのある甘味が流れてきますが、酸味や苦味も伴います。
調和がとれているかいないか微妙なところ。
そのうちコゲ風味も加わります。苦味は何かケミカルな印象があるところが嫌味。
室温の方がいいですね。
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上越市吉川区加藤酒造のお酒です。会社のHPはこちららしいです。15-16度、麹米60%、掛米65%。
長崎にも加藤酒造があるようですが、新潟で何故「清正」?
五択です。
① 肥後加藤家末裔説
蔵元が改易された加藤忠広の子孫だから。
② 肥後浪人説
蔵元が加藤家の家臣だったから。
③ 清正公伝説説
加藤清正が越後に来た折、刀を突き刺したところから湧き出たとされる泉を仕込み水に使っているから。
④ 松平光長命名説
高田藩主が蔵元の酒を賞賛し、「清正」の名を使うことを許した。
⑤ 単純あやかり説
蔵元の苗字が加藤だからまあいいかな、と。
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さて。
香りは、酸を感じさせ、さらに、灰やアルコールの要素があります。ややばらばら。
当り。舌上に薄い延びる甘みが来ます。舌先と喉に、苦味や渋みが繋ります。
酸味は予想していたよりうまくこなれており、口中に散開します。意外に、バランスが良いです。ただし、灰っぽさがどうしても気になります。
しばらく置くと、甘味がキレイに乗ってきて、そのせいか灰っぽさの突出も落ち着きます。複雑な味わい―といってもそれぞれの要素は薄めですが―が相互になじんでいきます。
舌触りのざらざらしたところは気になりますが、全体的に穏やかな甘味が支配していて、良かったです。室温がいいですね。
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で。③だとラベルに書けそうですが、そうウマイ話はないはずで。
⑤じゃろなと。
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上越市板倉区加茂乃井酒造のお酒です、のはずなんですけど、「二峯」で検索すると、どうも「上越醸造場」のお酒です、かなとも。よくわかりません。
14-15度。麹米五百万石100%、掛米雪の精100%、精歩60%、10号酵母、日+5、酸度1.3。
ここまで詳しくスペック書いてある酒を飲むのは久しぶり。
薄く弱い果実様の香りがあります。特定はできません。それに少しのアルコール香と灰の匂い。
当り。ぬるんとした感触の唇触り+舌触り。すぐに、米米しい感触が来て鼻に抜けて行きます。舌上では薄い甘味がリンスしていきます。
と、書いて行くとそれなりにいいお味、という印象ですが、ややバラバラです。
盃を重ねて行くと、甘味のプレゼンスが大きくなります。コゲた風味も加わります。
個々の要素はいいので嫌味なところはありませんが、まとまりのないところがイマイチでした。
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佐渡市沢根加藤酒造店のお酒です。
カップでは珍しい(?)茶色のガラス。なんかガーグルのような。
ヨーディーな匂いがするわけもなく、立香はほぼありません。さらっとした酒を予想させます。
水、酸味、苦味がややバラバラに来る当りです。
中盤もまとまらず、それぞれの感触が平行して消えて行きます。
ところが、飲み続けていくうちにまとまりが出てきます。やや粘り気を感じるようになるからでしょうか。薄い甘味+粘り気がベースになるようです。
意外にbalanced。やや冷たいうちに飲んでしまいました。
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