2008.02.02

長陵千年樹本醸造

Choryo_sennenju_honjozo

長岡市高橋酒造のお酒です。15-16度、65%。

薄弱ですが、コゲ、チョコ、ココア、ミルクの複雑な香り。爽快なアルコールの香りもあります。
当りは、柔らか。まとわり付くことなく、さらっとしています。
中盤。中厚なベースのある印象。その上に、香りに相応する複雑な味わい。
少し経つと、ケミカルな辛味が加わります。これが分離して目立ってしまうと一気にアウトなのですが、ベースがしっかりしているので。

複雑辛口とでもいいましょうか。(・∀・)マアマアイイ!

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越の関純米吟醸山廃生原酒越淡麗100%使用

Kosinoseki_jungin_yamahai_namagen

新潟市西区内野塩川酒造のお酒です。18-19度。60%。
今まで飲んできた新潟のお酒と違って、名前、長いです。こういう名前からしばらく距離を置いてみると、結構うざうざですね。敬遠の一因だったり。

アルコール、酸が強そうなキャラクタ、柑橘系のすーっとする香り。それに少しだけのチーズ。
当りは、ピリッとしたアルコール由来の辛味。それに米米しい粒粒感のあるざらつき。この風合いも久しぶりです。とろみはあまりないです。
中盤は、中厚な米米しさが広がります。複雑でガシンガシンとした強さがあります。鼻に少し生っぽさ、フレッシュさが抜けます。
やや苦手な溶剤感は微かで、この程度あるとよいアクセントになっていて、却って好感です。
フィニッシュは、スッパリ。お久しぶりのガッシリスッパリのお酒でした。
(・∀・)イイ!

かなり濃い目のお酒です。「寒造り」とはまったくコンセプトが違うのでしょう。
ところで、「越淡麗」って酒米の名前。どうなんでしょうねー。

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2008.01.26

越の柏露特別純米酒

Koshinohakuro_tokujun

長岡市柏露酒造のお酒です。15-16度。60%。

ヨーグルト、オレンジ、アルコール、醤油…。すっとする揮発感の中に複雑な要素が含まれています。
当りは柔らかですが、直ぐに刺激的な溶剤風の辛味が舌にかかってきます。弱いながらもふわりとした甘味もあり、刺激辛味がやや突出するもののまあまあbalancedです。
最後は、ちょっとだけコゲ風味と荒涼感が残ります。これが大きく長くなるとアウトですが、なんとか許容範囲。
溶剤感苦手でなければ、結構楽しめるのではと思います。

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天神囃子特別本醸造

Tenjinbayasi_tokuhon

十日町魚沼酒造のお酒です。麹米55%、掛米60%。15-16度。

みかんのような柔らかい柑橘系の香りがあります。少し複雑。
果汁のようなすっきりした酸味の当り。少し灰っぽさ。
やや辛味が感じられるが、やっぱり柔らかな触りと味わい。みかんのキャラクターは次第に消えて行く。
最後は、意外にも灰の触りと水の匂いだけになりますが、極短い時間で消えます。キレがいい。

控えめの果汁味とバランスの良さが好印象でした。

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2008.01.13

純米伝衛門

Denemon_etigojunmai

新潟市北区株式会社越後伝衛門のお酒です。14-15度。60%。

柑橘系の香りに少しのチョコレートのキャラクター。かなり強いライムの香りがあります。これとアルコール香のセットがとても綺麗です。バランスが良い。

入りは、ぴりっとした辛味が来ます。
中盤。意外に触り自体は柔らか。鼻に抜けるライムの感触がよいアクセントになっています。
次いで、直ぐに、旨味が短い間に膨らんで、さささっと切れる。(・∀・)イイ!
ライム感中心の酒というのも面白い。

温度が上がってくると、果実味甘味がハッキリしてきます。
蔵元おススメとしてはおそらく常温なのでしょうが、これは冷たくして楽しみたいお酒でした。

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2008.01.06

越後昔ばなし本醸造田舎造り限定品2040

Etigomukasibanasi_honjozo

新潟市西蒲区の宝山酒造のお酒です。15-16度。60%。

スーッとするすっきりしたアルコールの香り。柑橘系ではないもののそんなイメージ。少しだけ醤油のキャラクターがあります。
ウオッカの水割りのような入り方。舌上にややざらつきが来ます。コントレックスのような感触が口中に残ります。
アルコールの甘味とミネラル感の簡潔なコンビネーションが意外に好印象でした。
「淡麗辛口」の究極型です。

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米百俵本醸造

Komehyappyo_honjozo

長岡市大積町栃倉酒造のお酒です。15-16度、57%。

糠っぽさのある甘い香りがあります。弱いです。
柔らかな唇触り。そのまま舌上にとろみのある甘味が流れてきますが、酸味や苦味も伴います。
調和がとれているかいないか微妙なところ。
そのうちコゲ風味も加わります。苦味は何かケミカルな印象があるところが嫌味。
室温の方がいいですね。

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2007.12.15

清正本醸造

Kiyomasa_honjozo

上越市吉川区加藤酒造のお酒です。会社のHPはこちららしいです。15-16度、麹米60%、掛米65%。

長崎にも加藤酒造があるようですが、新潟で何故「清正」?
五択です。
① 肥後加藤家末裔説
  蔵元が改易された加藤忠広の子孫だから。
② 肥後浪人説
  蔵元が加藤家の家臣だったから。
③ 清正公伝説説
  加藤清正が越後に来た折、刀を突き刺したところから湧き出たとされる泉を仕込み水に使っているから。
④ 松平光長命名説
  高田藩主が蔵元の酒を賞賛し、「清正」の名を使うことを許した。
⑤ 単純あやかり説
  蔵元の苗字が加藤だからまあいいかな、と。
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さて。
香りは、酸を感じさせ、さらに、灰やアルコールの要素があります。ややばらばら。
当り。舌上に薄い延びる甘みが来ます。舌先と喉に、苦味や渋みが繋ります。
酸味は予想していたよりうまくこなれており、口中に散開します。意外に、バランスが良いです。ただし、灰っぽさがどうしても気になります。
しばらく置くと、甘味がキレイに乗ってきて、そのせいか灰っぽさの突出も落ち着きます。複雑な味わい―といってもそれぞれの要素は薄めですが―が相互になじんでいきます。
舌触りのざらざらしたところは気になりますが、全体的に穏やかな甘味が支配していて、良かったです。室温がいいですね。

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で。③だとラベルに書けそうですが、そうウマイ話はないはずで。
⑤じゃろなと。

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二峯

Nihou

上越市板倉区加茂乃井酒造のお酒です、のはずなんですけど、「二峯」で検索すると、どうも「上越醸造場」のお酒です、かなとも。よくわかりません。

14-15度。麹米五百万石100%、掛米雪の精100%、精歩60%、10号酵母、日+5、酸度1.3。

ここまで詳しくスペック書いてある酒を飲むのは久しぶり。

薄く弱い果実様の香りがあります。特定はできません。それに少しのアルコール香と灰の匂い。
当り。ぬるんとした感触の唇触り+舌触り。すぐに、米米しい感触が来て鼻に抜けて行きます。舌上では薄い甘味がリンスしていきます。
と、書いて行くとそれなりにいいお味、という印象ですが、ややバラバラです。

盃を重ねて行くと、甘味のプレゼンスが大きくなります。コゲた風味も加わります。

個々の要素はいいので嫌味なところはありませんが、まとまりのないところがイマイチでした。

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2007.12.01

金鶴

Kinturu_cup

佐渡市沢根加藤酒造店のお酒です。

カップでは珍しい(?)茶色のガラス。なんかガーグルのような。

ヨーディーな匂いがするわけもなく、立香はほぼありません。さらっとした酒を予想させます。
水、酸味、苦味がややバラバラに来る当りです。
中盤もまとまらず、それぞれの感触が平行して消えて行きます。
ところが、飲み続けていくうちにまとまりが出てきます。やや粘り気を感じるようになるからでしょうか。薄い甘味+粘り気がベースになるようです。
意外にbalanced。やや冷たいうちに飲んでしまいました。

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人魚の里特別本醸造

Ningyonosato_tokuhon

上越市大潟区小山酒造店のお酒です。60%、15-16度。

明確な甘い香り。少しコゲの感触。かなり強い甘さを予想させる香りです。

始めは、予想を裏切り、酸味や渋みが舌を締めるような刺激が目立ちます。その後、舌上にのったりとしたやや甘い感触が広がっていきます。
ただ、甘さはそれほどでもなく、のったりした感触の方が主体になります。
さらに飲んでいくと、塩気や酸味も加わったすっきりした味わいになります。意外です。

温度が上がってくると、甘さが前面に出てきて、香りに相応した印象になります。
甘味耐性が低いので、冷たいうちの方が好みでした。

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2007.11.03

群亀純米酒

Gunki_junmai

長岡市関原町関原酒造のお酒です。15-16度。60%。

微かなアルコール香に薄いコゲの感触があります。
酸味と甘味、お茶のキャラクター。この中から、中盤、酸味が抜け出してドミナントになります。
かなり酸っぱい。その後甘味が付いてきて、明確な甘酢系の形が顕れます。アンバランスではあります。

燗にします。お湯の感触が膨らみ、そこに突出していた酸味が取り込まれ、バランスがとれて来ます。いいですね。
ただし、温度が下がってくると、元に戻ります。
ぬる燗以上の温度が合っているようです。

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2007.10.13

奴奈姫純米吟醸

Nunahime_jungin

糸魚川市猪又酒造のお酒です。15-16度。50%。

きれいで優しい果実香です。メロンやリンゴ、モモの要素があります。どれも突出せず穏やかで適度です。
当り。ややトロみがあります。しっかり詰まった印象です。
中盤。果実味由来の苦味や紅茶の要素が加わり、また少し密度の高い味わいになります。トロみあるので味のまとまりが良いですね。

穏やかな果実味とバランス。いいですね。楽しめました。

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美の川純米酒

Minokawa_junmaishu

長岡市宮原美の川酒造のお酒です。15-16度。65%。

「豊かな味わい、さわやかな風味の辛口純米酒 特にヌル燗がおすすめです」とのこと。

香りは、コーヒーやミルク、お茶、おコゲに弱いアルコール香が混ざったもの。さわやかかどうかは別にして良い香りです。
少しだけ粘りのある唇触りの入り。その直後、なにやら人工的な酸味がビリッと来ます。
中盤。洗剤のようなピリ辛く苦い感触とお茶風味の甘味がそれぞれ別々に主張してきます。バラバラとした印象。
ぬる燗にしてみます。ピリ辛苦味の方が強く立ってきます。
辛口ではありますが、爽やかかというとなかなか難しいです。

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2007.09.22

真稜佐渡金山

Sinryo_cup

佐渡市逸見酒造のカップ酒です。

香りは、なんだかオイリー。微かにミルクやヨーグルトの感触。マヨネーズ? 面白いです。
当りは硬質で、厚みのある味わいを先取りしています。
中盤。やはり厚い。硬質です。で、粒が粗い。90%カカオのチョコレートでミルクが繋ぎになっているような。
これは温度が上がったほうが良さそうです。待ちます。

まとまってきました。舌上にしっかりした圧力がかかるところが他の多くの新潟定番酒と違うところですね。
少しだけ灰っぽさも感じられますが、全体的に厚めでしかもバランスがよく、酒だけ、での楽しみがあります。

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越の初梅本醸造生貯蔵酒

Kosinohatuume_honjozo_label

小千谷市高の井酒造のお酒です。15-16度。63%。

小千谷市は長岡の南、魚沼の北西。長岡っぽい重みのあるタイプか、それとも軽快なのか、楽しみです。

香りは、少し有機溶剤の感触とフレッシュさがあり、アルコールの爽快感もあります。初めの初めは、フレッシュさが少し臭いですが、すぐに他の香りに取り込まれて気にならなくなります。
当りはぴりりとするアルコール由来の辛味とさっぱりした酸味。喉にまわすとなにかしら苦味が引っかかります。
中盤。舌の両側に苦味や、プラスティックのような触りが来ます。というか、すすいだ瞬間キュッと実感できないような除菌洗剤が残っているような印象があります。ここは少し嫌味ですね。
温度が上がってくると、プラスティックのような触りは消えますが、代わりに生々しさが出てきてここも気になります。

よくまとまったバランスのよいお酒だと思いますが、個人的には差し支えありではありました。

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2007.09.01

越の日本桜大吟醸 カップ

Kosinonihonsakura_daiginjo

阿賀野市越の日本桜酒造のお酒です。15-16度。50%。220円。
大吟醸のカップ酒、という時点でやや引き気味になりますが、気にしないで飲んでみましょう。

やや熟れたような低いメロン様の香りがあります。控えめです。
当り。しっかりとした枠のある果実味。ここまでは意外に好印象。
中盤になると、果実味の中で酸味がかなり突出してきます。柑橘系というかポン酢というか。
触りはかなりざらつきます。柑橘系の苦味渋味由来でしょうか。

何かのサワーの代替品、という印象です。

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2007.08.25

加茂錦 フラワーカップ

Kamonisiki_flower_cup

加茂市加茂錦酒造のお酒です。15-16度。

香りは、あまりありません。あえて言えば水。
きりっとした酸味辛味のはっきりした入り方です。喉にはこれまたはっきりした苦味が懸かります。
鼻に少し灰っぽい感触が抜けます。
触りは、意外にふわっとしてきます。当初の酸味辛味には、少し塩気が加わります。
酸味のプレゼンスがやや大きめで、朗上撰より、インパクトが強い。アンバランスな印象があります。

温度が上がってくると、粘り気や甘味が出てきます。同時に、灰っぽさも増大。
可もあり不可もあり、というところでしょうか。

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2007.08.11

朗上撰

Hogaraka_josen_honjozo

新潟市西区内野濱倉酒造のお酒です。自社では生産していないようですね。
15-16度。4合900円くらい。

水、極薄いコゲ、番茶の香りがあります。
柔らかな口当たり。で、なんといいましょうか、もにゃっとした酸味と甘味。少し塩気もあります。
面白い感触です。オイリーというか、するんつるんとしているというか、唇触り舌触りが妙です。

中盤になると、ややカラッとしてきます。アルコール感と柑橘系のさらりとした酸味が加わります。
盃を重ねると、かなり薄口に感じられて物足りないですが、それでもきちんとした味わいはあります。
ライムや塩のアクセントがいい方向に作用しているのでしょうか。(・∀・)イイ!

燗にしてみると、膨らみが出ます。イマイチですが、冷めてくると締まってきて旨味が適度になります。中密度です。
値段を考えると、十分満足できるお酒でした。
どこが造っているのかな。

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2007.08.04

玉風味本醸造 カップ

Tamahuumi_cup

魚沼市玉川酒造のカップ酒です。えちごさむらい(40度の日本酒)の蔵元さんのファーストブランドですね。

香りは、何もありません。あえていえば水。
当り。軽くピリッと来る酸味。氷が解けて薄まったウオッカ。
中盤。その薄まったウオッカに柑橘系の酸味が加わります。ライミー。苦味があります。その中に、次にキレイな細い甘味。
辛口balanced。
きりっとした「辛口」が楽しめます。日本酒じゃなくてもいいですが、(・∀・)イイ!
キレもよく、舌上にわずかな果実実が残るのもいいです。

やや冷えた状態で飲むのが良いようです。
「辛口」カップ安酒の完成型です。

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2007.07.21

越後杜氏辛口本醸造

Etiggotouji_cup

五泉市村松金鵄盃酒造のお酒です。15-16度。65%。

少し甘い香り。チョコやココアに温めた牛乳の風味もあります。その香りが落ち着くと灰っぽさが出ます。
当り。程よい粘性の中に少し粉っぽい甘味が含まれます。
中盤。だんだんと酸味が浮き出します。(チョコ+カカオ)/甘味×0.1+酸味? 粘性があるのでまとまりがあります。
ただし、舌に灰っぽさやこなれない苦味が残ります。agu。

ぬる燗にしてみます。ふわっとお湯っぽい膨らみ。ugi。粘り気が一気に消え、極低密度酒になります。
冷やの方がよかったです。

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2007.07.14

まいつる カップ

Maituru_cup

長岡市恩田酒造のカップ酒です。15-16度。

香りは、水やコゲ感、さらに仄かな甘味。中越長岡近辺酒の共通項かな。

やや滑りのあるつるんつるんした当り。触りは柔らかいというより、「丸い」イメージ。
中盤。仄かな甘味がベースにあり、その上に、酸味や辛味が少し載っています。
だんだんと甘味のプレゼンスが大きくなっていきます。そして厚みが出てきそうになるのですが、そうはならず、いきなりしぼみます。
結局、鼻や舌に荒涼とした感触が残ってしまいます。
膨らみのある丸みの感触は良いのですが、内実が乏しい。
感触が面白かっただけに、残念でした。

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2007.07.07

越の川 カップ

Kosinokawa

長岡市栃尾大町の越銘醸のカップ酒です。15-16度。
長岡から一山超えた栃尾の蔵元ですね。栃尾といえば、諸橋酒造の越乃景虎が思い浮かびます。景虎は独特の柔らかさ、優しさのある感触が面白いお酒ですが、越の川はどうでしょう。

香りは、あまりありません。
当り。ピリリとした辛味とやや弱い酸味が来ます。
もう少し含み味わってみます。仄かな甘味や醤油感 → 細い酸味 → 辛味酸味のセット、というような移ろいが繰り返されます。
やや灰っぽさもあります。
少し暖めると、甘味にコゲ風味が加わります。そして喉には苦味。

味わいにあまり統一感がなく、これといった印象がないのが、特徴でしょうか。1合飲んだだけだからか、厭なところも目立ちませんでした。
越乃景虎や越乃千禄とは、別路線のお酒です。

同じ地域の2つの蔵元。「棲み分け」ということなのでしょう。
そういえば、魚沼の鶴齢と高千代も同じ旧塩沢町内で別路線。他の地域でも同じ傾向があるかも知れませんね。

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2007.06.30

越の若竹カップわかたけ

Kosinowakatake_cupwakatake

上越市大字飯田上越酒造のお酒です。15-16度。

香りは、水やチョコレートの感触とともに薄あまーい匂いが広がります。
口当たりには、少しの粘り気。粘り気の中に甘味が溶け込んでいる印象です。
中盤もしっとりとした感触はそのまま。煎茶のような旨味や苦味がアクセントとなり、全体として締まっています。

上越のお酒は、強弱あれども甘味が特徴、と思っていますが、その中でもバランスの良いタイプです。
灰っぽさ、荒涼感ははっきりとありますが、あまり気になりませんでした。
1合きりだったせいかも知れません。
いずれにしても好印象でした。

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2007.06.16

秘傳越後流野積杜氏純米酒

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新潟市北区旧豊栄市越後酒造場のお酒です。
15-16度。60%。+3.0~4.0。酸度1.3~1.4。

コゲ風味に灰っぽさ、それにカカオのようなニュアンスもあります。カカオ分の多いチョコの香りといえばいいでしょうか。

当り。酸味とpuckeringな渋み。それに建材・接着剤をイメージさせる刺激的な辛味があります。
中盤もほぼ同じ印象。最後は喉にいがらっぽさが残ります。
燗にすると、刺激がさらに強くなります。
うー。書くことがあまりないです。

今回も好みのお酒ではありませんでした。

Nodumitouji_junmai_ura

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2007.06.09

越乃雪椿純米吟醸

Kosinoyukitubaki_jungin_label

加茂市雪椿酒造のお酒です。世界鷹小山家グループの蔵元です。15-16度。60%。4合1,190円。

甘い香りに、水や灰の感触が来ます。少し厭な予感。
当りから、苦味や水キムチ的辛さが突出します。上顎に辛味、舌上に苦味。その後、口中に分離した酸味が回ります。
ばらんばらんしてますが、最後のほうになって、甘味が感じられなんとかまとまりますというかまとまりません。
後口には、木の感触や苦味が残ります。(・A・)

温めて、少しさめてくると、ややまとまってきます。やや粒が粗いですが、薄い甘味がうまくラッピングします。
ただ、後口がぐちゃぐちゃっと引くところはよくありません。

好みのお酒ではありませんでした。

Img_2860

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2007.05.26

高千代辛口

前回に引き続き魚沼です。南魚沼市高千代酒造のお酒です。
15-16度。4合890円。
すみません。写真ないです。こちらを参照してください。

お茶やこげた感じ、灰や水の感触があります。
入りは、これまた灰や水の触り。いきなり荒涼感が来ます。中盤も同様。灰っぽさと硬質の辛さがストレートに舌を刺激します。
と、書いてみると、ろくでもない酒のようですが、灰っぽい感触のある酒としては、意外なバランスの良さがあります。
旨味や塩気もあるせいか、荒涼としているのだけど、キレがよい。後味もよい。
灰っぽさがここまで上手く収まり消えるとは。
どうにも上手に表現できませんが、(・∀・)オモシロイ。

温度が上がってくると少々トロミが加わり、よりいい感触になります。

お値段もそれなりでお値打ち感あります。よい普通酒だと思います。

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2007.05.05

鶴齢純米吟醸

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南魚沼市青木酒造のお酒です。美山錦55%。15-16度。4合¥1,350。

お久しぶりの鶴齢です。今日飲んだのは火入れのものです。

香りには、果実や香味野菜の感触があります。リンゴやセロリ。人参? 複雑で面白く、バランスが良いです。
ふわっと柔らかな口当たり。が、酒が口内回ると意外な重みが感じられます。
中盤、脂肪分を思わせる触りがあります。もっとも嫌味ではなく、果実味由来の苦味もあって、枠付けがきちんとしています。
味の出はやや短め。

ふわりとした口当たりとその後の舌触り。それに細身で締まった味わい。
バランスがよく美味しかったです。
(・∀・)イイ!

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2007.04.14

朝日山

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長岡市朝日の朝日酒造のお酒です。久保田の蔵元のプライマリブランドです。

香りは、薄いコゲ感があります。
当りは、酸味とこれと拮抗する米米しい味わいと微かな甘味が来ます。
中盤、やや凸凹した触りですが、酸味と「辛味」のまとまった味わいが好印象です。酸味が突出しないのがいいですね。
円の感触。酸味と荒涼感が少々気になりますが、許容範囲内です。

燗にすると、お湯っぽい膨らみがあり、荒涼感が少し目立ちます。
やや冷えたところで飲むのがよいようです。

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2007.04.08

極上吉乃川特別純米

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長岡市、吉乃川酒造のお酒です。15度。60%。日+2、酸1.3。4合¥1,180。
中越地方の有名蔵ですね。

香りは抹茶や少し甘い感触があります。微かなコゲ感と灰感もあります。
柔らかな唇触りと舌触り。滑らかです。
その後、舌に旨味旨味したニュアンス、コゲ風味、お茶、チョコ、それに甘味が残ります。さらに別のラインに酸味があります。酸味は突出している、ようにも感じます。
重く感じたり、触りが密になったり疎になったりします。とらえどころのない感触です。

燗にすると、コゲ風味がやや強くなりますがバランスが良くなり、素材がよくよく溶け込んでいる。
燗のほうがいいですね。甘味のプレゼンスが少し大きくなり、木目細かさがあり、滑らかです。
燗冷ましでも、ちょっと灰・コゲ風味が鼻に抜け嫌味になりますが、まあまあいいです。

よかったです。(・∀・)

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2007.03.29

越乃司純米酒

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新潟市鏡が岡、今代司酒造のお酒です。15-16度。60%。五百万石100%。
新潟駅の近く、街中にあるようですね。

香りは、お茶や穀物感、パセリ、香味野菜などがあって複雑です。
当りは、粒が粗く、霰が吹き付けるような強烈さを伴う、穀物感が来ます。
中盤、穀物感が上手くアルコールに溶け込まず、ややバラバラな触りになっています。
最後には、粒粗めのモルトのようなガッサリとした味わいが残ります。これはこれで面白いです。アルコールの刺激もあって、焼酎水割りを代替できそうなアイテムです。

ぬる燗にしても、荒い粒感はそのまんまで、その間から酸味が上がってきます。特に、旨味が増すとか幅がでるとか膨らむということはありません。
燗冷ましだと、出てきた酸味が孤立して残り、アンバランスになります。

裏ラベルの「おすすめの召し上がり方」が特定されていませんが、やはり、「冷やして」に○、でしょうか。

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2007.03.11

麒麟別撰辛口カップ

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阿賀町津川、下越酒造のお酒です。15-16度。200円。
津川には、「麒麟山」というお酒もありますね。今回のは、「山」なしのただの「麒麟」。津川城跡のある山が麒麟山だそうで、どちらの蔵元もそこからブランド名を取ったのでしょう。
なお、この津川、越後国内にありながらも長年会津領とされ、戦国時代の津川城も会津芦名家に従う金上氏の居城でした。が、雁木の残る町並みだそうで、やはり越後を感じさせます。お酒のほうも、どうやら新潟市内系のさっぱりした感触のもののようです。

さて。麒麟別撰。香りは、水やミネラル、草刈後の芝生。
当りは、きりっとした酸味とアルコール由来の辛味。軽く、薄いですが、酸味の収まりがよく、端正な味わいです。
中盤も同じ。スリムでストレート。冷たいうちは、いいですね。

ただし、室温になると、ツラい。木目細かさはいいのですが、灰っぽい甘味にコゲ風味がかなり目立つようになります。舌に味が残ることはないのですが、鼻腔に荒涼感が残ります。

これも、(・∀・) → (・A・)でした。

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2007.03.03

越後雪の幻純米吟醸

Yukinomaborosi_jungin2

新潟市旧西川町大字曽根、朝妻酒造のお酒です。14度。50%。
前回に続いてアルコール度低め酒です。

香りは、弱いリンゴに、ミルク様の風味もあります。
当りは、きりっとしたキレイな果実味。果実感ある苦味も伴います。
中盤。果実感-穀物感-ブリニー-グラッシー。きれいでbalanced。
キレもよく、さらっと消える。
とても出来の良い淡辛酒です。
果実感がはっきりシャープで少しわざとらしいようにも思えますが、バランスはいい。

と。飲み始めはとても良かったのですが、しばらくすると、コゲ風味、雨降り始めの道路の匂い、灰っぽい感触が気になりだし、後口、舌に荒涼感が残るようになります。

(・∀・) → (・A・)

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2007.02.24

越後鶴亀純米吟醸

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新潟市旧巻町、上原酒造のお酒です。14-15度。55%。

おめでたさ満開のラベルです。描かれている鯛は佐渡産でしょうか。

柑橘香、アルコール、微リンゴなどのニュアンスのある爽快な香りがします。控えめで好印象です。

触りは、ふわりとしていて柔らか。そして滑らか。ここに、旨味の厚い、複雑な、また、balancedな味わいが乗ってきます。
アルコール度低めなので、物足りないかと予想してましたが、十分な旨味があります。

タイの刺身と合わせてみました。タイ刺しを食べ、その後の一口目は、ふわっとした感触のみ。あまり酒の味がしない。
二口目は、やや酸味が孤立した味わいになります。三口目になると、元の酒の味が戻ってきます。ふわり感は始中終、続きます。

室温で飲むと、酸味が全体の中にフィックスされ、もっとよくなります。燗するよりも、室温がもっともバランスがよいように思います。

アルコール度低め系はまだ敬遠していますが、これは(・∀・)イイ! デス。

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2007.02.18

峰乃白梅特別本醸造

Minenohakubai_tokuhon

新潟市旧巻町福井、福井酒造のお酒です。15-16度。60%。

越の三梅、といえば、越乃寒梅、雪中梅で2つ。後のひとつは何? 越乃寒中梅、越の初梅、雪紅梅、越路乃紅梅など梅系、いろいろありますが、おそらく第三の「越の三梅」はこの峰乃白梅を挙げる人が多いのではと思います。
もっとも、三大なんとかの三番目は微妙でございまして。世界三大料理。フレンチ、中華。3つ目は、トルコ? タイ? 日本? 日本三大がっかり名所も、はりまや橋、時計台、3つめは、よくわからない。

さて、第3の梅、峰乃白梅、お味はどうでしょう。

香りは、水の匂いに、少しコゲ感が伴います。
甘味トロミのある当り。そして、これと分離した酸味が来ます。
舌触りはぬろろーんとして、少し不自然。このトロミの中に、強い甘みと旨味があります。
まあまあバランスはよいです。

温度が上がってくると、コゲ風味や後口の荒涼感が気になってきます。
ただ、キレがよく、後に引きません。

「三番目」はやはり微妙ですが、それなりにバランスの良いお酒でした。

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2007.02.10

越乃寒梅無垢特別純米酒

Kosinokanbai_tokujun_2l

新潟市北山、石本酒造のお酒です。16-17度。55%。

香りは、なかなか厚いです。洋梨、リンゴに柑橘系の果物。総合果実香ですが、強烈に立つタイプではなく、やや控えめながら、複雑で厚いです。
アルコールの香とよく調和した爽快感があります。

当りは、少し酸味が立つかなという印象です。また、辛味も来ます。触りは、少しトロミある粘りを感じます。
その後、きりりとした穀物感のあるバランスの良い中盤となります。ほどよい厚みとまとまりがいいですね。まとまりのベースは、甘味のあまりない、少々の粘性。
はっきりとした、枠組みのあるお酒ですね。しっかりアルコール感もあるのですが、刺さない。粒も細かく、アルコールを通して味わいが染み込んでくる感じ。
(・∀・)イイ!

ぬる燗にすると、香りに、コゲ感や柿、ミルクティー? のような感触も加わります。
口に含むと、味わいがおおきく膨らみ、喉にいくまでに消えます。低~中密度ですが、薄いわけではなく、十分満足できます。キレがとてもいいですね。
少し温度が低くなってくると、直ぐに締まり、重みが感じられるようになります。重みの主体は、甘味。時間の経過とともに「析出」してくるかのように、甘味のプレゼンスが大きくなります。
冷えてくると、甘味、粘りの強さがやや過ぎるかな、喉にこってり残るかな、という感じです。

ここ数ヶ月の間、越乃寒梅が定番酒になっています。
やや冷え~室温白ラベルと鰈、平目、鯒などの刺身。やや冷え~室温無垢とアラ、ハタ、真鯛の刺身。
ぬる燗白ラベル/別撰とホウボウ、カナガシラ、ヒゲダラのお椀。ぬる燗無垢と鳥鍋、ギンダラ味噌漬け焼。
いずれもとても美味しくいただきました。

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2007.02.03

菊水の辛口 本醸造

Kikusui_karakuchi_honjozo

新発田市の菊水酒造のお酒です。15度。70%。300ml373円。

缶入り原酒でおなじみの蔵元さんですね。今回は、「辛口」の食中酒仕様らしい酒を飲んでみました。

香りは、米の粉のような、仄かに甘いような微妙な感じです。灰っぽさは来ません。いいかも。
口に含むと、すっーと細く酸味が入ってきます。が、これに直ぐに被さってくるのが、仄かな甘味。こっちがドミナントになります。
粒は細かいのですが、舌にザラザラまではいかないまでも、当ってきます。この辺り、好みではありませんが、仄か甘味系(仮称)としては、バランスが良いです。

酸味と甘味が上手く仕組まれています。

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2006.12.23

雪紅梅純米吟醸

Echigo_setsukobai_jungin

長岡市宮内長谷川酒造のお酒です。15-16度。55%。180ml368円。

香りは、少し焦げたご飯やトーストの匂いが初めに来ます。その後、アルコール香が上がってきます。

口に含むと、ちょっと酸味が立つかなと思いますが、アルコールのトロミ由来の厚みがあって、いい感じに落ち着きます。
が、盃を重ねると、落雁のような甘味が浮いてきて、のったりした印象になります。喉に甘味がやや残ります。
また、少し砂糖を使ったひじきの煮物と併せると、いきなり痩せてしまって、水と酸味の感触だけになります。

香りは良かったのですが、味の方はいまいち好みとはズレていました。

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2006.12.16

住の井純米山廃仕込

Suminoi_yamahaijunmai

長岡市吉崎住乃井酒造のお酒です。58%。15-16度。

すみのえ(墨廼江)は何度か飲んだことがありますが、すみのいは初めてです。
新潟で山廃、というのは、すこし意外な取り合わせ? どんなんでしょう?

香りは、甘い感触を少し伴うコゲに、ヨーグルトのような風味。よくなじんでいてbalanced。こういう香りは久しぶり。期待できそう。

柔らかな触りで入りますが、直ぐにハッキリとした輪郭の辛味や酸味のセットが抜け出てきます。そして、ヨーグルト風味や甘味が追いついてきます。
中盤は、さらに穀物感も加わります。味が多く複雑ですが、よくなじんでいます。
舌離れはさらっとしていて良いので、見た目のとろみにかかわらず、後口すっきりです。

温度が上がってくると、やや灰っぽさが出てきます。
燗にしても基本線は同じ。プレゼンスが大きくなるといった変化はありません。

バランスの良いお酒です。盃を重ねるとちょっと荒涼感が感じられたのが残念でしたが、確かに「なめらかでキレのある口当たりと純米のうまさ」の「共存」(蔵元商品紹介)を楽しめました。

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2006.12.09

霧の塔純米吟醸

Kirinoto_jungin

津南町津南醸造のお酒です。15-16度。50%。1600円くらい?
「復刻版」系ラベル&瓶が素敵です。

1997年創業の新しい蔵元です。何で日本酒氷河期のこの時代に? と思って検索かけてみると、JAと酒米農家が出資した会社なんですね。あれ。津南町もカネ出してます。第3セクターなんですね。PB戦略などが実を結んで営業成績前期比50%増とのことです。にこにこ。

で。
香りは大人しく、水やアルコールの匂いが少しあります。
当りは、きりりとしていて、キレイで控えめな酸味が来ます。
中盤もこの酸味が頭ひとつ抜け出ているような印象。が、さらっとしていて、すっきりした後口。「すーっと来る」。
これは(・∀・)イイ!
温度が上がってくると、触りによりしっとり感が出てきます。

「淡麗辛口」で酸味が目立つとばらんばらんした感じがすることがあるのですが、このお酒はよくまとまっていました。

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2006.12.03

天恵楽特別純米酒

Yosikawatoji_tenkeiraku_tokujun

上越市吉川区杜氏の郷1番地のよしかわ杜氏の郷のお酒です。15-16度。五百万石100%。精米歩合60%。+4。4合¥1,300。
住所が「杜氏の郷」、社名が「よしかわ杜氏の郷」。どんな会社???。で、HPを見ると、なんと第3セクター。経営大丈夫か。。。
/飲み手が心配しても仕方ないので、飲んで応援することにしましょう。

Yosikawatoji_tenkeiraku_tokujun_ura

触りはさらっときれいで滑らか。もう少し初めから甘味が来るかのような照りでしたが、意外。
中盤、甘味とミルクチョコレートのような柔らかい苦味が低密度でふわっと膨らみます。
(・∀・)ほわお。
で、次第に、さらに疎らになって消えていきます。後味はさらさら。
室温くらいになっても、全体像は変わらず。少しコゲ風味が加わりますが、バランスは崩れません。
甘味、チョコ風味、少しだけの酸味などがよくまとまっています。甘酸っぱくならないのは舌離れが良く、味の出の長さがほどほどだからでしょうか。
いずれにしても、美味しくいただきました。

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2006.11.26

姫の井本醸造たかやなぎはじょんのび

Himenoi_jonnobi_label

柏崎市石塚酒造のお酒です。15-16度、65%。4合1,050円。

北越雪譜に出てきそうな風景のラベルがいいですね。ところで「じょんのび」というのはどういう意味なんでしょうね。

さて。
香りはほとんどないですが、コゲ感や灰っぽい感触と甘い香りが少しだけあります。

当りは、粒が粗いような感触。甘味のある粒粒ですね。
中盤、お茶の風味を伴う甘味がしっとりと広がります。当初の荒い粒がシルトのように細かくなっていきます。バランスもいいです。
盃を重ねるうちに少し灰っぽさが出てきて気になりますが、壊してしまうほどではないです。

蔵元HPには、通常の三段仕込みに加え、しぼる少し前に糖化した蒸米と水を加える四段仕込みを採用し、その際にもち米を使うことによって、酒味に巾とコクが出てふくらみのある酒になっているといった解説がありました。
シルトのような感触と甘味は、こうした造りの酒の特徴なのでしょうか。いずれにしても、ふわっとしてまろやかな茶甘味が楽しめるお酒でした。

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2006.10.22

越乃男山特別本醸造

Koshino_otokoyama_tokuhon

柏崎市大字安田阿部酒造のお酒です。15-16度。58%。確か「阿部」というブランドのお酒も出していたと思います。

香りは、ガサッとした穀物感を中心とした好ましい感触。いいですね。

口に含むと、きりっと鋭角的な触りがあって、適度の辛味刺激と旨味、塩気を感じます。かちっとした枠のある味わい。
中盤になると、少しととろみが出てきてこれまた適度なボリューム感が出てきます。枠があるので、流れてだれーんとすることはありません。ここまではいいです。

しかし、温度が上がってくると、コゲ醤油風味が加わり、酸味が分離してきてばらばらな印象になります。さらに、少しだけですが、鼻に荒涼とした風味が抜けていきます。
残念。

冷たいうちにささっと楽しんだ方がよいかも知れませんね。

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2006.10.02

吟田川特別本醸造

Img_3293

上越市柿崎区代々菊醸造のカップ酒です。

吟田。これで、「ちびた」って読むんですね。

口を付けてみると、ぴりっとくる鋭角的な酸味が当ります。
その後一転して舌上に薄いながらもぬるーいあまーい感触が広がります。
上越圧力、来ます。だんだん厚く舌上に堆積します。
飲み進めるほどに重くなります。喉にかかる負荷も大きくなります。つらい(-_-;)

温度が上がってくると、枠感も消え、舌上からたらんと甘味が零れ落ちる感じになり、それに荒涼感が加わります。うー。
特徴のある味わいですが、好みではありませんでした。

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2006.09.25

謙信特別本醸造

Kenshin_tokuhon

糸魚川市池田屋酒造のお酒です。60%。15-16度。

随分と大きな名前を背負ったお酒です。信玄とか氏康とかは聞きませんね。為信、晴政、政宗、義光、盛氏、義重、義元、義景、義清、義賢、道三、長慶、久秀、直家、元就、経久、元親、義鎮、隆信、義久なんていうブランドも見たことありません。
日本酒ブランドに戦国武将はあんまりないのでしょうか。似合っていると思うのですが、差支えありて、なのかな。敗死系、謀反・主殺し系はまあなんだし。
そういえば、清洲城信長鬼殺しなんてのがありましたね。織豊系武将は結構あるかも。成政は富山。ひでよしは何故か秋田ですね。

さて。謙信です。とろーんとしたりつるーんとしたりする触りです。コゲ風味の甘味に、塩気、少しの酸味があります。
ぱらぱらとした印象ですが、中盤になるとまとまってきます。なんか片栗粉を溶いたようなとろみが変は変なのですが、その中にきちんとした味わいがあります。
バランスは意外にいいです。膨らみもあり楽しめます。
温度が上がってくるにつれて、密度も高くなり圧力も来ます。

さらに飲み進めると、少し甘酢味が顔を出し、甘くどい感触が気になり始めます。ただ、喉には残るほどではないので許容範囲です。
燗にすると、コゲ甘味が強調されてもったりします。やや冷えた状態の方がよいようです。

それなりにおいしくいただきましたが、「謙信」というイメージではなかったですね。そもそもどんなイメージなんじゃ、というお話ではありますが。はい。

Kenshin_tokuhon_hako

(イメージ)

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2006.09.18

越後三階節純米吟醸

Echigosankaibushi_jungin

上越市柿崎区頸城酒造のお酒です。メインブランドは越路乃紅梅なんですね。
15-16度。55%。八反錦。10号酵母。日本酒度+5。

Echigosankaibusi_jungin_ura

香りは、リンゴなどのフルーツの香りに醤油の感触があります。ジンギスカンのたれみたいな不思議な香りです。

当りは、がさっとした穀物感が来ます。
中盤、アルコールの辛味や苦味などが出てきて、味の幅が狭まっていくような感じです。飲むほどに、細くなる。あれ?っと。
キレはとても良く、後口は綺麗です。

すっきりして細いながらもバランスのよい味わいです。ただし、それなりのお値段の純米吟醸、と思うと、物足りなさも感じました。

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2006.09.09

杉の露アサヒ本醸造

Suginotsuyu_honjozo

柏崎市林酒造のお酒です。柏崎といっても山間の方のお蔵元さんですね。15-16度。60%。

灰、コゲ風味、アルコールの混ざったような香りです。やや強く、苦手なタイプ。
猪口に口を付けてみると始めに酸味が来ます。
その後、酸味と甘味がバラバラに散らばります。喉にはいがらっぽさが残り、舌には少し渋みが残ります。
温度が上がってくると、ややまとまってきて、嫌味なところが消え、ブリニーな枠のある旨味のふくらみのある味わいになります。
ただ、旨味自体はなにやら旨味調味料溶液(?)っぽくて、安っぽい感じがしてイマイチです。

全体的に、コゲ感や灰っぽさが気になってあまり愉しめませんでした。orz.

酒造組合のページでのコメントには、「昔造りのそのままの手法で、飲みごたえたっぷり。こくのある喉後しのよい個性的な酒」とのこと。確かに、個性的ではあるのですが。。。

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2006.08.27

越乃雪月花純米

Koshinosetsugetsuka_junmai_label

上越市妙高酒造のお酒です。15-16度。55%。

アルコールの爽快な香りに米米しい感触。それに柑橘系の要素も伴います。いい香りです。

当りは、やや粘り気があり、少し酸味が立ってきます。
その後、さらに仄かな甘味やアルコール由来の辛味、梨感ある苦味が加わります。少し生っぽいフレッシュな感触もありますね。一回火入れなのかな。
複雑な味わいなのですが、ややバラバラした感じです。
味の出は長くて、延びます。やや苦味っぽい感触が喉に残ります。

杯を重ね、温度が上がってくると、味わいにまとまりがでてきます。柔らかながら厚みもあります。やや嫌味に感じられた苦味もこの段階になると、良い枠付けになってきます。
ぬる燗にしてみると、米米しい旨味がさらに厚くなります。
後口もきりっとしていて好印象です。

(・∀・)ウマイ!!

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2006.08.21

越乃八豊純米酒超特選

Koshinohappo_junmai_label

新潟市(旧豊栄市)葛塚越後酒造場のお酒です。14-15度。60%。

アルコールの爽快な香りに柑橘系のニュアンス。いい香りです。ちょっとコゲ風味もあるのが残念。

木目細かい触り。ぴりっとした辛味とパシンと来る軽い酸味。このパターンの当りだとあまり期待できないかな、と。

中盤は、以外にしっとりした感触があって、その中に出汁のような旨味や塩気が薄~く広がります。
この薄広旨味リンスが破れなければいいのですが、浮いてくる酸味で穴が開いてしまいます。当りのときの印象どおりの展開でした。

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2006.08.05

雪鶴特別純米酒

Yukitsuru_tokubetsujunmaishu

糸魚川市田原酒造のお酒です。15-16度。60%。¥1,200。

ラベルの端に能書きがあります。
「本品は当社独自の製法特許による口あたりがとてもやわらかいお酒です」
「製法特許(特許番号第1456598号)の概略
 豊かな還元性と限りなく高い水和性を日本酒に保有させ、これまでの日本酒にないすぐれた特性を生み出す事に成功したものです」

Yukitsuru_tokubetujunmai_tokkyo

素人のわたしにはなんのことやら分かりませんが、柔らかさ滑らかさが特徴のようですね。

香りは、醤油、微かなコゲ感、灰っぽさなどがあります。少し刺激的なアルコール感もあります。
すこしひねている感触です。18年1月出荷のものを4月に飲んだのですが、3ヶ月冷暗所でもたないというのも、?

当りは、酸味にインパクトがあります。isolatedな酸高酸辛風味。
中盤、酸味に果実感が伴い、それはそれでキレイです。しかし、他の味わいやベース、厚みがあまり感じられず、isolatedな印象はそのまま。
飲み進めるほどに、醤油感が鼻に抜けるのが気になります。さらに、荒涼感が出てきます。
低い温度では、全体的にアンバランスな印象。

燗にすると、甘味が出てきて高密度になって、膨らみ、甘味、酸味旨味などまとまりが出てきます。が、冷めてくると直ぐにアンバランスに戻ります。

全体的に荒っぽいイメージが先立ってしまい、「製品特性」の口当たりの柔らかさ・滑らかさは、あまり愉しめませんでした。orz。

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2006.07.29

松乃井純米吟醸

Matunoi_jungin_label

十日町市松乃井酒造場のお酒です。15-16度。山田錦。50%。
4合瓶¥1,395。
十日町は北越急行線ができて便利になりましたね。でも、北陸新幹線が開通したらどうなるんでしょう。

さて。
香りは、複雑な果実香。出方は低く控えめな感じですが、明確で、リンゴの風味がやや優勢です。いいですね。

お味は、辛味、酸味、とやや米米しい旨味が広がります。
中盤になると、薄い甘味ベースができ、その上で旨味が厚く広がります。舌触りも優しく滑らか。
少しコゲ風味が顔を覗かせたり、少しもったりした感触も出ますが、全体的に端正で、枠もあります。
(・∀・)イイ!

裏のラベルには「格調高い香りと味のバランスをお楽しみ下さい」。たしかにバランスが良いです。

飲み進めていくと、荒涼とした感触が鼻に抜ける時もあるのがイマイチですが、まあまあ許容範囲内です。
温度が上がると、稠密な触りになっていきます。この辺も(・∀・)イイ!ですね。

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2006.07.23

加賀の井純米吟醸

Kaganoi_jungin

糸魚川市加賀の井酒造のお酒です。15-16度。55%。

湿気と生っぽさがあります。ちょっと雑巾のような感じもあって、低く垂れ込めるような香り。少し潮っぽさもありますね。

お味は、初めから、やや分離した酸味と米粉っぽい甘味があります。なんか「上越」的。
舌触りは、しっとりとは来なくて、細かいながらもざらざらした細粒感があります。
この細粒感は後口にも残ります。さらに、軽い甘酸っぱさも点々と残る感じがして、どうもまとまりがよくありません。

そして、飲み進めるうちに段々と荒涼とした風味が出てきて、辛くなってきます。
ちょっと苦手なタイプでした。

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2006.07.15

苗場山純米酒カップ

Naebayama_junmaishu_cup_2

津南町瀧澤酒造のカップ酒です。飯山線の津南で「苗場山」というのもちょっと遠いのでは、と地図を見てみると、津南は苗場山の北、3,40kmというところでしょうか?
一応、山ろくのようです。

さて。
当りは、酸味がやや突出していて、アルコール由来の辛味があります。
中盤、少しだけ木質感が加わり、厚みが出る。線は細いですが、辛味、旨味に塩気があって、layerd。
最後はキレ良く、すっぱり無くなります。

ということで、初めのうちは、淡麗旨塩でバランスの良い酒なのですが、飲み進めると、荒涼感やコゲ感が出てきて、orz。
少なくとも平目の刺身とは合いませんでした。

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2006.07.08

越の誉カップ

Kosinohomare_cup

柏崎市原酒造のカップ酒です。カップのデザインは、素っ気ない感じ。かえってローカル線の車窓に合いそうですね。

口を付けてみると、まず初めに少し酸味を感じます。弱いのですが、他の味が乏しいので突出した印象です。
中盤になると、穀物感とスパイシーな感触の辛さが出てきます。それに、うまく調和した軽い甘味が散らばっています。
ここはいいのですが、やっぱり少し酸味が浮きますね。
「旧式カップ酒」らしさ満載です。

温度が上がってくると、甘味が厚くなってきて、コゲ風味も出てきます。甘味くどくなるかな、と思いましたが、浮いていた酸味があるせいか、舌離れがよく、嫌味になりませんでした。
ややunbalancedですが、常温でちびちび楽しめますね。

Img_2998_sh01

地の酒に地の肴。田んぼと普通列車。
なお、本文とは(ry


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2006.07.01

スキー正宗

Ski_masamune_180_label

上越市高田、武蔵野酒造の普通酒です。以前特別本醸造が好印象でしたが、普通酒はどうでしょう。
ラベルは、こちらの方がいかにもスキー正宗らしくて嬉しいですが。

さて。
柔らかい甘い香りがします。ちょっとだけコゲ風味もありますが、厭な感触はありませんね。

当りは、障りなく、するするするっと入ってきます。その後、ゆっくり酸味や辛味が起動して、さらに甘味や煎茶様の渋みも加わり、中盤になります。
いろいろな味わいが抹茶アイスベースに馴染んでいて、バランスがいいですね。
うーん、(・∀・)ウマイ!!
だんだんと甘味のプレゼンスが強くなってきますが、舌離れが良いせいか、くどくはなりません。

上越というと甘味が特徴、という印象がありますが、このお酒もその路線。その中でも洗練されている味わいです。
なんと言いましょうか。甘味の繰り引きが見事、ですね。
飲み飽きしない甘味酒です。

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2006.06.24

男山Cup

Otokoyama_cup

糸魚川市渡辺酒造店のカップ酒です。根知男山で知られている蔵元ですね。15-16度。

香りはほとんどありません。少し水の感触。
当りはアルコールや緑黄色野菜の苦味が印象的です。それに軽い甘味もあります。
中盤では、甘味苦味酒の様相になります。アニスやカラメルのキャラクターもあって面白いです。
ただ、最後は喉に引っかかる感じと鼻に残る焦げ醤油風味が気になります。
さらに飲み進めると、酸味や穀物感がベースの甘味苦味から分離してきて、ばらばらな印象になってしまいます。
飲み始めが好印象だっただけにちょっと残念でした。

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2006.06.17

ふじの井 Fuji Cup

Fujinoi_fuji_cup_2

新発田市ふじの井酒造のカップ酒です。15-16度。

このカップ酒の蓋、二重になってます。プラスチックの中蓋付き。珍しい~。

Fujonoi_fuji_cup_cap

で。
香りは、水、灰、お焦げの3点セット。
当りは、やや酸味が目立つ。それにピリッとくる辛味。
中盤は当初の酸味が持続しますが、その裏に仄甘さが少しだけ付きまとってきます。ピリ辛味も続きます。
塩気も伴いますが、シンプルです。

香りの時点ではorz系かと思ったのですが、含んでみると意外にバランスがよいですね。
キレもよく、後口のすっきり。
(・∀・)イイ!
飲むほどに、それなりではありますが、layedな感触も出てきます。

温度が上がってくると、甘味由来の粉っぽさを少し感じますが、許容範囲。
燗にしてみると、予想通りアルコール刺激が上がってきますが、それを過ぎればインクレメンタルな旨味も楽しめます。

こういうカップ酒に出会うと、他のアイテムも飲んでみたくなりますね。

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2006.06.10

越の白鳥カップ

Koshinohakucho_cup

上越市浦川原区新潟第一酒造のカップ酒です。上越市でもやや山間に入ったところの蔵元ですね。

甘い香りに少し焦げたような匂い。さらに、アルコール、灰、水が伴います。

当りは、水の感触とアルコールだけ。シンプルです。
中盤は、灰っぽさと甘味の薄い感触が下をリンスした上に、アルコール感と粘り気が載ってきます。少し苦味もありますね。
味わいは舌上で留まり、軟口蓋までは達しません。味のでは短め。
冷やして粘り気が出てきたウォッカのような感触が最後に残ります。

温度が上がってくると、甘味が突出してきて、喉にだる~い感じが重くのしかかります。
えー。くどいです。
orz。

2度目はないかな。

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2006.06.05

越長陵カップ

Koshonochoryo_cup

長岡市高橋酒造のカップ酒です。15-16度。

長陵はかなり以前、勧められて大吟醸を買って飲んだことがあります。お久しぶりの今回はカップ酒をいただきました。

香りは少しシリアルな感触とアルコールが中心ですが、灰っぽい甘い匂いもあります。

当りは、きりっとしています。辛塩。
中盤は、やや層状の厚みと旨塩な味わいで、膨らみもあり好ましい。
舌上への圧力はとても低く、ちょこんとした感じですが、軟口蓋に向けてぶわわっと旨塩味が上がってきてプレッシャーがかかります。
終盤は、舌離れがよく、薄く、長い余韻が楽しめます。
balanced。

温度が上がってくると、少し甘味がたなびく感触も加わりますね。舌上にも適度な圧力が出ます。
もう少し甘味が過剰だと、ダレ~ンとしてしまうのですが、ぎりぎり止まってます。塩感が枠になっていますね。
(・∀・)イイ!!カップ酒です。 

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2006.05.31

初花本醸造生酒缶

Hatuhana_honjou_can

新発田市金升酒造の酒缶です。15度。

Hatuhana_honjou_can_ue

缶ふたが、昔のトマトジュース風ですね。
開けてみましょう。

香りは。水。それと雨上がりの匂い。生か?
当りは酸味が初めに来ます。それに少しだけの溶剤感。
中盤は、少しの酸味と硬水のような感触に木目細かい焦げっぽい甘味のセットになります。
が、直ぐにそれらの要素がバラバラになっていきます。因数分解ばらばらばらばら。
orz.
そして最後に残るのが甘酸っぱさ。それに初めの溶剤感も意外に後を引きます。
orz.

バラバラに感じる酒はどうも苦手で、かなりネガティブな評価になってしまいました。

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2006.05.20

大洋盛金乃穂カップ

Taiyosakari_ki_nnoho_cup

村上市大洋酒造のカップ酒です。15度。\200。
新潟のお酒をいろいろ飲むようになって、最近気に入っているのが大洋酒造のお酒です。ということで、カップ酒も飲んでみました。定番普通酒のようですね。

香りは、水やアルコールに微かに灰っぽい匂い。そして、やはり香味野菜的な感触。大洋盛ですね~。

当りは、がさっとした触りに、アルコールの刺激。辛旨中濃でインパクトがあります。
中盤、中圧中厚、層状で縦深。少し塩気や苦味が伴い、バランスの良い味わいです。
(・∀・)イイ!普通酒です。

粒は荒ら目ですが、温度が上がってくると、粒の隙間が埋まり、いい触りの延びがでてきます。さらに、苦味酒感や香味野菜感も散開します。
うめー。
鳳凰蔵の無濾過原酒生貯蔵酒を思い出させる触りと味わいです。かなり軽くはありますが、延長線上です。
balancedでrobust。
「金乃穂」のイメージどおりの酒でした。(・∀・)イイ!b

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2006.05.13

越乃松露辛口特別本醸造

Taiyosakari_koshinoshoro_tokuhon_karakuc

村上市大洋酒造のお酒です。15-16度。60%。+8。4合瓶¥913。

低い出方の米米しい香りや香味野菜風の香りがざざっと来ます。その後、水やアルコール、葡萄のような匂いも感じられます。

初めは軽い酸味が当ってきます。軽いですね。その中から、アルコール刺激が少しだけ抜け出してきます。
中盤、舌上に静かに、そしてしっかりとした米酒感のある旨味が積もっていきます。低密度なのですが、しっかりした感触ですね。

空気が入っていてホイップしたようなほわっとした入り方なのですが、直ぐに一転して、締まっていく、空間が埋まっていくような流れです。
細かめの粒の舌触りです。

温度が上がってくると、セロリパセリ香味野菜連合の大洋盛的癖を伴い、しっとりと延びていきます。杯を重ねるほど旨く感じます。
燗にしてみると、厚みが増し、味の出も長くなります。
(・∀・)(・∀・)ウマイ!

辛口標榜酒だけに起算点は0に近いところですが、延びしろがあって楽しめました。

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2006.05.07

和楽互尊カップ

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長岡市旧和島村池浦酒造のカップ酒です。15-16度。¥200くらい。
蔵の風景のプリント、いいですね。

柔らかで仄かな甘い香りがします。食パンのようなニュアンスもあります。個性的な感触ですね。

当りは、笹祝を思い出させる癖のある入り方。
中盤は予想通り、癖のある個性的な旨味が広がります。触りは柔らかでふわっとしています。少しブリニーさも加わり枠はしっかりしています。
ふわっとした感触の中に癖旨味が包まれている印象もあります。
中密度でbalanced。(・∀・)イイ!

温度が上がってくると、それなりの飲み応え感もあります。しっとりした触りでシルトのよう。それでいてするすると飲みやすい。
だんだん灰やミネラルの匂いが気になってきますが、お値打ち感のある一杯でした。

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2006.04.29

越乃白雁カップ

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長岡市旧三島町中川酒造のカップ酒です。15-16度。\236。

Koshinohakugan_hakugancup_cap

蓋の文様は雁なのでしょうか。こういう蓋、いいですね。

で。
水の香り。少しだけ焦げた風味があります。

少しガサッとした触りで、ザラツキます。酸味が少しあり、浮いています。
中盤は、水の触りの上で、少しだけの酸味と仄かな甘味が感じられます。
喉の方にもっていくと、仄甘味が舌上に残り、軟口蓋に当る酸味と苦味と分離したような感触になってしまいます。
ばらばらな印象で終わってしまいました。

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2006.04.22

代々泉ヨヨイズミカップ

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阿賀野市越つかの酒造のカップ酒です。15-16度。\200くらい。

香りは、水、ミネラル、米の粉に灰のようなニュアンスが混ざります。雨の降り始めの匂いのようにも思えます。

当りは、まず酸味が軽くパシンと来て、その後意外に厚みが出ます。この厚みは旨味の厚みというより、アルコールの辛味や甘味による重さや粘り由来のものです。
中盤は、軽い旨塩感とがさっとした穀物感が中くらいの圧力をかけて来ます。少し炭酸様の刺激もあるかな。
キレは良いですね。味の出は短く、さっとなくなる。

と、一口二口はまずまずの印象だったのですが、飲み進めていくと、直ぐに舌が荒れるような刺激が気になりだし、荒涼とした感触が後口に残るようになります。
刺身醤油と相性が悪かったのか、大根と相性が悪かったのか。
180mlをもてあましてしまいました。

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2006.04.15

真野鶴辛口吟醸

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佐渡市真野尾畑酒造の吟醸酒です。
15-16度。五百万石55%。酸度1.2、アミノ酸度1.0。4合¥1,365。

かなり湿気のある濃い、洋ナシ様の香りがインパクトあります。
当りはとても柔らかで膨らみのあり触り。
中盤は、洋ナシ様の果実味がストレートに来るかなと予想しましたが来ません。
なんというか、午後の紅茶ストレート・ティーのような果実味と甘味、お茶のキャラクターが渾然一体となった風味が滞留します。
複雑ではなく、シンプル。やっぱり午後ティーだわ、これ。
低密度でふわりとした触りで、しかも味の出はとても長い。

午後ティー風味はちょっと辛かったです。^^;;

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2006.04.08

天領盃秀麗吟醸

Tenryohai_shurei_ginjo_3dl

佐渡市加茂佐渡銘譲の吟醸酒です。

15-16度。60%。3dl¥460くらい。

香りは、微かにメロンのようなキャラクターがありますが、焦げ感や灰、お茶のような部分もあって、いま一つまとまりません。
当りは、酸味が少し来て、その後仄かな薄い甘味が舌をリンスします。
中盤になると、スリムな果実味が出てきて、最初の曖昧な感触が輪郭のはっきりした味わいに変化します。クリスピーですね。
終盤は、少しだけ醤油風味が加わり、すっきりとはキレません。心持ち唇に甘味が残りべたつく印象があります。

温度が上がってくると、水っぽさが強くなり、しかも舌にざらつく感触が残るようになります。
冷たいうちにささっと飲んだほうが良かったように思います。

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2006.04.03

越乃梅里吟醸

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新潟市嘉山小黒酒造の吟醸酒です。16-17度。55%。3dl¥470。

リンゴ香を含む低くやや甘い香りです。
当りは柔らかで、アルコール感と甘味由来の厚みがあってリッチ。
中盤になると、とろみや粘り気も感じられます。果実味と旨味のバランスがいいですね。
ただ、意外に延びず、味の出は短めです。最後に少し苦味と仄かな甘味が残ります。

温度が上がってくると、中密度で木目細かい感触が加わり、layedな厚みが楽しめます。
アルコール度数が高めなのが支えになっているのでしょうか。
なかなかよかったです。

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2006.03.29

白露本醸造カップ

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新潟市木山高野酒造のカップ酒です。15-16度。¥215。
まえに飲んで美味かった越乃白銀の蔵元です。
それにしてもいろいろなブランド名を出しているんですね。蔵元イメージの確立の点ではマイナスに思うのですが…。

さて、このカップ酒のお味はどうでしょう。
お。初め印象的なのは、塩気。なんか塩気があるとヨーディーな感じもします。(←脳内混線)
中盤、アルコール感と塩気がそのままで、ウイスキーのような強さ・圧力がかかります。
一転して柔らかな触りに変わり、低密度の膨らみの中に少しだけの酸味があるだけの味わいになったり、木質感伴う塩気アルコールに戻ったり、行き来します。

ブリニーなキャラのあるウイスキーの水割りのようなイメージでした。

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2006.03.27

大洋盛鳳凰蔵の無濾過原酒生貯蔵酒

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村上市大洋酒造のお酒です。19-20度。60%以下。¥977。
本醸造表示はないです。普通酒のようですね。越の魂純米吟醸が良かったので、これも飲んでみました。

香りは、少し青臭いというかセロリというかパセリというかセリナズナハコベラというか個性的。ブーケガルニ?漢方薬?
嗅いでいるとどんどん混線してきます。orz。いかん。飲もう。

当りはと…。ぐまままま。強烈な個性。なんでしょうこれ。香味野菜の風味がクローブのようなスパイスや何かの薬味で引き立っているような感じ。
甘味はあまりないです。苦味酒のようにも思えます。敢えて言えばウンターベルクのような感じですね。
中盤も同様の味わい。高密度ですが、やや隙間があり粒は粗めです。

裏ラベルには、合う料理として、鰻の蒲焼、豚の角煮、ラムのステーキ、シュウマイ、甘酢あんかけ、ビーフシチュー、とあります。

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ラムですかじゃあジンギスカンということで、NZ産生ラムの後付けジンギスに合わせてみました。
えー。後付けジンギス、やや劣勢です。そうですかということで漬込み肉松尾ジンギスカン(あづまレギュラーがあればそれが一番なんですけど)。
これは釣り合いますねー。(・∀・)イイ!

どっちにしてもジンギスカンには大洋盛でございますよ。

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2006.03.21

大洋盛越の魂純米吟醸

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村上市大洋酒造の純米吟醸酒です。15-16度。55%。¥1,575。創立60周年を機に新たにラインナップに加えたアイテムのようです。
鮮やかなマリンブルー?のボトルが強烈です。ミント味の日本酒か?それともパイン風味か?
↑)少し引き気味。

飲んでみましょう。
上立香は弱いです。穀物感と少しだけ香味野菜の香りがあります。

当りは硬めできりっとしてます。少し苦甘味も来ますね。
中盤は中密度で木目細かい触りの中に、米米しい旨味を感じます。厚みのある感触ではないですがしっかりしています。
少しだけ辛味や野菜様のニュアンスも伴います。これがこの酒の癖なのでしょうが、よく調和しています。

温度が上がってくると、味わいに奥行きが出てきて、飲みごたえが増します。甘味も加わり膨らみも出て、(・∀・)イイ!
キレもよいです。
バランスのよい酒です。するする飲めてしまいました。


味わいとブランド名「越の魂」は、まあまあ合っていますね。
ただですね。それにしても、何でこのボトルなのかなあと。
そういえばブランド名もですね、なんでも「越の」なのかなあと。くどくど。

いや、中味ですよね、中味。ンマイお酒でした(・∀・)/

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2006.03.14

鶴の友上々の諸白

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新潟市内野樋木酒造の大吟醸です。16-17度。4合¥3,150。

〆張鶴金銀の比較対照用に何か、ということで買いました。大吟醸飲み慣れないものですから、この際ということで。

穏やかで柔らかい感触のある上立香です。リンゴや梨、オレンジが混ざったような香りが伴います。
〆張鶴-よりふわっとしてます。

当りも同様ですが、少し旨塩感があります。
中盤は、厚くだんだんと積もるような米酒らしい旨味に果実味が適度なアクセントを付けています。
〆張鶴-より味の出の幅が広い印象があります。
飲むほどに旨味が強くなってきます。ウマイなこれ。

温度が上がってくると、膨らみがでるとともに、甘味由来の粘りも加わり、適度な密度で延びる酒になります。
それでも舌離れはよく、ぱぱっと切れます。ブリニーさがあってだらんとしないのでしょうか。

これも(・∀・)イイ!ですね。

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2006.03.11

〆張鶴大吟醸銀ラベル

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村上市宮尾酒造の大吟醸です。16-17度。山田錦100%使用。麹米35%、掛米38%。4合¥3,200くらい。

金ラベルよりも明らかに控えめな香りです。青リンゴや柑橘系のキャラクター。シンプルでシャープな印象。

当りは硬く金ラベルよりもストレート。初めから辛味苦味が来ますね。
中盤も旨辛ストレート。果実味のプレゼンスが金ラベルよりも弱いからでしょうか。味も比較的シンプルでシャープ。
舌離れがよく、味のでは短め。

温度が上がってきても、重くなりません。甘みは少し加わってきますが。
これぞ淡「麗」[高級]酒。(・∀・)イイ!
銀ラベルのほうが好みでした。

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2006.03.08

〆張鶴大吟醸金ラベル

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村上市宮尾酒造の大吟醸です。16-17度。山田錦100%使用。35%。4合¥3,880。
「洋酒」のような肩幅の広い瓶がレトロな高級感をかもし出しますね。注ぐととくとくとくとくっと音がします。

香りはさまざまな果実の混ざった素敵な香り。厚みのあり調和が取れていて綺麗です。荘厳な印象。

当りはやや硬い触り。少しリンゴ様の酸味が抜け出るような刺激があります。
中盤は、明確できりっとしていて輪郭のはっきりとした果実味があります。ちょっと苦味が伴います。
銀ラベルに比べてみると、甘み由来のしっとり感があって、味の幅が広めの印象に変化。果実味がたっぷりとした感触ですね。厚みもあります。

温度が上がってくると、甘みがより強くなりますが、枠内。延びが出ます。
もっと温まるとちょっと甘みが重く感じます。

久しぶりの、飲みなれない大吟醸でしたが、美味しくいただきました。

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2006.03.04

鶴の友純米酒

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新潟市内野樋木酒造の純米酒です。15-16度。59%。1升¥2,300くらいだったっけか。

鶴の友各種の中では、この純米酒と3dl普通酒だけラベルが違いますね。何か意味が込められているのでしょうか。

香りはアルコールの爽快な香りの中に少しだけリンゴか柑橘様のニュアンスがあります。やや熟した果実感です。

当りはふわりとしていて柔らかい唇触りです。そしてストレートなアルコールの辛味と酸味が少し来ます。
中盤になるとアルコールの辛味がやや突出します。穀物感や旨味はありますが低密度の膨らみの中に散らばっています。低圧で厚みも乏しい感じがしますがバランスがよいですね。
味の出も短めで、きれが良いです。

まるくなめらかでさらに質感に乏しいので物足りない感じです。アルコール度数が高ければ、その刺激でカバーできるかもしれませんね。
しかしです。繰り返しになりますがバランスはいい。
スペイサイドのモデレトなウイスキーをトワイス・アップで味わっているような触りです。薄いのですが穏やかでとても調和の取れた味わいです。

冷やでこれだけでゆっくり飲みたいお酒ですね。

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2006.03.01

王紋 AUMONT CUP

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AUMONT?あ、う。オウモン?仏語ですか。

新発田市市島酒造のカップ酒です。15度。\200

水、糠様の甘い香りです。
初めに酸味が当り、その後苦味渋味が舌上に乗ってきます。いずれも極軽いものです。
繋ぎに仄甘味がありますが、これがだんだんと全面に出てきて、焦げ風味も少しだけですが加わります。
全体的に、すっきりとしていて仄甘味と極薄旨味が溶けこんでいるイメージです。
以前飲んだ王紋(一升瓶外飲み)より、ライトで細身です。「水のような酒」のイメージに近いです。

お味はともかく、インパクトのあるデザインですね。

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2006.02.24

「清酒の香味に関する品質評価用語及び標準見本」

先日、酒類総合研究所から「清酒の香味に関する品質評価用語及び標準見本」が公表されました。

プロの方々が香りや味の特性を共通の言葉で表現して、正確な評価や情報交換をするのに使う用語集です。
これまでの使われてきた用語には、重複があったり、複合的感覚をまとめているものがあるほか、好悪感情を含むものや主観的感覚を伴うものがあるなどの問題点があったようです。今回の用語集はこの辺をきちんと整理して体系化したものなんですね。

清酒の評価用語体系表や清酒のフレーバーホイールはよく整理されていて見やすく、参考になりますね。「淡麗」や「濃醇」の定義も載っています。
ただ、灰っぽさや炭感はどこに分類されるのでしょうか。732か733かな。
そういえば「5 標準見本」のところに「試料の調整にあたっては、活性炭処理を行うなどした顕著な香味特性を有しない清酒を溶媒として使用することを推薦する」とあります。デフォルトなのでしょうか。

なお、「清酒の評価用紙」も添付されています。使ってみたいなと思いますが、強度の区別が難しそうですし、そもそも試料トレーニングしていないので無理でしょうね。

研究所では、一般消費者が使う「ことば」による評価試験も始めたようです。素人でも使える用語集の開発を期待します。

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2006.02.22

越乃白銀特別本醸造

白銀の世界の闘い、いかがでございましょうか。
「国民」的には盛り上がりに欠けているようですが、「マスコミの奴らが騒ぎ過ぎなんだよ。安藤につまらない質問したのどこの社だよ、え」的ありがちな悪態をつきながらも、「カーリング・カナダ萌えー」などとお愉しみの日本人、クールでございますね。

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新潟市木山高野酒造のお酒です。白鳥観察で有名な佐潟の近くの蔵元ですね。
15-16度。60%。4合で\1,050。

アルコールの爽快な香り。乾いた感じで、梨、葡萄、パインのような果実香の他に、セリ、三つ葉などのニュアンスがあって枠のある香りです。
当りは、すっとアルコールの辛味で入ってきて、少し苦味・渋味が伴います。
中盤になると、だんだんがしっとした辛味旨味が出てきます。粒は細かめで締っています。梨のようなすっきりした果実味がよいアクセントになっています。
いいな、これ。鶴の友特撰をマイルドにした印象です。

低中密度ながら、pervasive。始中終渋味が伴走し、枠を構成しています。
(・∀・)イイ!です。

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2006.02.15

菅名岳生詰原酒ひやおろし本醸造

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五泉市近藤酒造のお酒です。近藤酒造のメインブランドは、「越乃鹿六」。なんか『美味しんぼ』に載っていたような。
「菅名岳」シリーズは、リーフレットによれば、菅名岳山中のブナ原生林に涌き出る「どっぱら清水」(超軟水)を仕込み水として造った酒、とのことです。
発売元は越後泉山会。この湧水で酒を造ろうと集まった酒販店などの会のようです。
18-19度。60%。

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さて。
初めに熟した果実香が来て、その後これとアルコールの爽快な香りとがよく混ざり合った良い香りに変わります。ほんの少し木の香りが伴います。

当りは、…。抑制された、しかし明確な木の風味と木質的な渋味。杉? これにアルコールの辛味刺激と甘味が加わります。
中盤はこの木質感が支配的。他の味もあるのですが、やはりこれが一歩抜け出る。
終盤もこの木の風味や渋味がかなり残ります。アルコールの甘味などの延びもあるのですが、これを塗り替えて行くような感触。

「香り高く、飲みごたえのある酒」との記載がラベルにあります。
確かに。ただし、この「飲みごたえ」は主に木質感に因っているように感じました。

木質感のある酒としては、均整のとれている味わいです。
が、これで「飲みごたえ」というのはどうかな、と。そう思う自分はこの系統の味わいにきっと不寛容なのでしょう。

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2006.02.10

〆張鶴しぼりたて原酒

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村上市宮尾酒造のお酒です。季節商品ですね。19-20度。4合\1,020。

香りは、全体的にさらっとしていますが、アルコール香の中に葡萄や梨などのキャラクターが含まれています。

当り。フレッシュな風味とアルコールの辛味がセットでガシンと決ますね。原酒だなあと。インパクト強いです。
その後は、アルコールの甘味と熱さがほどよく調和します。熱さはあるのですが、辛味刺激は乏しいですね。アルコール由来の甘味で滑らかにリンスされている感じです。
そして、だんだんこれまたしっかりした旨味が抜け出てきて、ドミナントになり、延びます。

喉にまで来ると、少し煎茶のような苦味>甘味が残る感触があります。

アルコールの強さを(溶媒として?)生かしたンマイ酒ですね。
(・∀・)ヤハリイイ!

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2006.02.06

竹林爽風 龍躍 特別純米酒

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新潟市旧巻町の笹祝酒造の特別純米酒です。15-16度。58%。
「竹林爽風」はセカンドブランドのようですね。

香りに特徴があります。
これは...メロンパンだね。
強烈です。メロンパンって食べた後、しばらく部屋に匂いが残ることがありますが、その匂い。これは初めてですね。
能書きの「竹林の涼風をイメージした爽やかな味わいのお酒」とは、少なくとも香りは180度違う印象。

飲んでみましょう。
当りは、つるんとした触りで滑らか。低密度の甘味旨味が来るかなと思いましたが、来たのはやや強い辛味刺激でした。
中盤になると、辛味はすすっと退き、舌上にはおコゲ風味と和風の甘味、カップササイワイにも感じたセロリ風の妙な癖のセットが載ってきます。
そして、柔らかでユル~い感じのメロンパ~ンな風味が鼻腔に抜けて行きます。
なんとも複雑で個性的な味わいです。

このササイワイ=竹林爽風の癖は、なんというか、ガシッとした米の旨味や穀物感、とだけ言っておけばいいようにも思うのですが、なんか漢方薬や香味野菜風味があって、複雑。それでいてまあまあバランスは良い。
増築を繰り返したんだけど、外観はそれなりに綺麗に見える温泉旅館のよう。(←?)

で。温度が室温に近づくと、このメロンパ~ン・テイストが厚くなっていきます。味わいに一層の統一感がでて、高密度な触りになります。

個性的で(・∀・)オモシロイ酒です。一般的な新潟酒の印象とはかなり違いますね。

ただ、「竹林の涼風」というより、「メロンパンの匂いがする生暖かい風がすぅ~と」という印象です。

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2006.02.02

越乃白雪特別純米酒

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弥彦村弥彦酒造のお酒です。14-15度。50%。¥1,638。
低アルコールですが、どうでしょう。

初めにご飯やじゃがいものほっこりした感触の香りに、パセリのような香りにオレンジも伴います。
その後、アルコールの爽快香が主体になります。

触りはとても柔らかです。
その柔らかな触りの中から軽圧の米旨味や昆布だしのような味わいが浸出します。アルコールの辛味刺激もありますが、適度です。
柔らかな感触は越乃景虎とは柔らかさの質が違うような感じです。もっとふんわりとして低密度。優しいというよりまろやか? 上手く書けませんが。

飲めば飲むほど、柔らかさの中に少しずつ少しずつ旨味が増していきます。ふんわり低密度なのだけど、物足りないのだけど味はある。
(・∀・)ンマイ!。
そして、ほろ苦味があるせいか、枠も高くなってきます。

ヒラメの刺身と合わせると、すっとうしろに退き、酒だけだとプレゼンスを示す。
繰退がいいですね。

粉雪のような柔らかな当り。静かに降り積もる旨味。「白雪」をイメージさせる味わいです。

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2006.01.30

お福上等酒

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「上等酒」ってなに?
裏ラベルには「地酒上等」。

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「!」も付けて欲しかったです。

長岡市お福酒造のお酒です。普通酒でしょうか。HPの商品案内にはありませんね。?
15-16度。68%。500mlで¥504。

香はふわっとした、少し粉っぽい甘い香。

当たりはまろやか。やや低密度で粒の粗い印象の米米しい旨味。
味の出は長く、だんだんと粒粒の間隙が埋まって行く印象。
酸味や甘酢感がぽつぽつ抜け出ますが、なんとかなんとかまとまっています。

以前飲んだお福正宗より「上等!」です。

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2006.01.26

ぽたりぽたりきりんざん 純米しぼりたて生

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阿賀町津川麒麟山酒造のしぼりたて。16‐17度。55%。
純米原酒です。

少し湿気のある果実香がはじめに上がって来ます。そして直ぐに消え、すーっとしたウォッカのような爽快な香になります。
少し含むと、鋭くアルコールの強いインパクトが来ます。
中盤は、アルコールの甘味と辛味の中に米の旨味が溶けこんでいる印象。アルコール感は舌を刺す、というよりも縦横に延びる感触。
温度が上がってくると、しっとり、まろやかな感触になり、厚みも出てバランスが良くなります。

アルコールの強さがあり、溶剤になっているので、薄いという印象はまったくありません。
こういう高密度辛口も愉しめますね。

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2006.01.23

真野鶴 天下御免

センター試験に日本酒関連の小問が出てました。

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日本史B 第4問B

 近世後期に出版された『日本山海名産図会』は、各地の特産物を紹介した書物である。この書物には例えば、( ア )の酒が広い地域に売られた結果、産地名である( ア )という言葉が高級酒の代名詞として知られるようになった、という記載がある。しかもこれはそう古くからのことではなく、近世になってから、はじめに陸路で江戸に酒を運んで大きな利益を上げる者が現れ、次いで船に積むようにもなったという。
 このように近世には各地に特産物が生まれた。特産物は遠方の消費地に向けて陸路や海路で運ばれて流通し、なかには海外貿易と結びつくものもあった。
 特産地の産地では、その価格や販路に対する関心が高まった。その結果、木綿や菜種の流通独占に反対して、摂津・河内・和泉の1000か村を越す村々が結集した( イ )とよばれる大規模な訴願運動なども起こった。さらにこうした産業や経済の状況は、文化や思想にも反映された。冒頭にあげた『日本山海名産図会』はその一例である。

問4 空欄( ア )( イ )に入る語句の組合せとして正しいものを、次の①~④のうちから一つ選べ。( 22 )

 ① ア 伊丹  イ 越訴
 ② ア 伊丹  イ 国訴
 ③ ア 野田  イ 越訴
 ④ ア 野田  イ 国訴

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アの他肢が灘だったりすると悪問になってしまうのでしょうか。
ところで『日本山海名産図会』って、今でも¥3,000くらいの図鑑(食材図鑑とか地魚料理図鑑とかそういうの)でありそうです。
(↑ 図鑑好き国民?)

さて、今日のエントリは佐渡市旧真野町の尾畑酒造のお酒、真野鶴です。問4とは何の関係もありません。すみません。

manotsuru

香はほとんどありません。

当たりから、穀物感が散らばっている膨らみが来ます。
中盤も、そのふわっとした膨らみの感触が続き、仄かな甘味や辛味、ほっこりした米旨味が包まれています。
低密度ながら味わいがあり、延びもあります。

良い普通酒ですね。(・∀・)

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2006.01.17

北雪金星

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佐渡市旧赤泊村の北雪酒造の普通酒です。

ラベルに「辛さの中に味を出す」と書かれています。

香は、水やアルコールが主で、少しだけチョコレートのようなニュアンスが伴います。
入りは、細く鋭い酸味辛味。
中盤、アルコール由来の薄く綺麗な甘味が広がります。これに少しガサガサした穀物感も加わります。
これが、「辛さの中に味を出す」ということでしょうか。

(・∀・)ナカナカイイ!ですね。

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2006.01.15

白瀧寒惟

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15-16度。湯沢町白瀧酒造の普通酒です。

香はほとんどありません。敢えて言えばミネラルウォーターの匂い。

当たりは、少しだけ酸味があります。
中盤、やや粗い感触とほんの少しの米米しい旨味。辛味もありますが舌を刺すほどではなく適度です。
甘味は感じません。

キレはすっきり。

これはこれでバランスの良いお酒なのですが…。
水みたい。ええ。

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2006.01.12

鶴の友特撰

連日寒いですね。野菜が高くてびっくりします。
ただ、寒さのせいか、大根がほんのり甘くなっていて美味しいです。
さて。

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新潟市内野、樋木酒造のお酒です。16-17度。1升¥2,725。
酒販店さんによると、大吟醸+本醸造酒だそうです。

スーッとする柑橘系の香とアルコールの香り。ハードリカーのような強さです。強くて端正。
嗅ぎつづけているとクラクラします。~orz。

唇触りはとても滑らかで軽いです。が、口中粘膜への辛味刺激は強烈。この違いが面白いです。
その後、辛味刺激は急速に退き、柑橘系の風味を伴う中厚の米旨味が出てきます。これがとてもンマイ。
触りは柔らかで、ガッシリした旨味と果実味。とてもよく馴染んでいてバランスがよいです。
味の出はやや長めです。そして、さっとキレる。
四隅がきちんとしています。
(・∀・)イイ!

この1升瓶は一月ほどかけて飲みました。最後の方になると冒頭の強烈さはやや和らぎましたが、味わいの基本線は変わりませんでした。
今はこれがど真ん中の酒です。

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2006.01.09

惣花超特撰純米吟醸

兵庫県西宮市日本盛株式会社のお酒です。55%。15-16度。4合¥1,630。

遅くなりましたが、新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は拙ブログにお立ち寄り下さりありがとうございました。
本年もゆるゆる更新いたしますので、よろしくお願いいたします。

さて、お正月の酒です。

souhana_jungi_label_up

ええ。ええ。コンビニ酒です。
7-11で見つけました。
定番化するのでしょうか。できるものならやってほしいですが。

アルコールの爽快な香りの中に、葡萄のニュアンスがあります。トーンは低いですが、厚くしっかりしています。
熟れた感触の果実香、と感じられる一歩か二歩手前の心地よさです。

当りは香りの厚みとは異なり、軽圧でさらりとしています。ちょっと酸味、来ますね。
中盤、低~中密度でややふわりとした感触。この中にスパイシーな辛味、クミンやフェンネルのニュアンス、葡萄様の果実味、煎茶の苦味甘味が散らばっています。葡萄感がドミナントですね。
とてもバランスが良いです。
そして盃を重ねるほどに高密度になり、舌上の圧力も増します。

そして、延びが(・∀・)イイ!。綺麗に薄く長く、舌の両脇から零れるように延びる。延びの素は甘味。が、この甘味、過剰にならないんです。
mmm。よくできているな、と。

大手の実力ですね。
これを4合¥1,200なら流石大手!というところ。いや、違うか。
それなりの酒には大手でも中小でもコストがかかるものなのでしょうね。

あれ。とすると、大手の存在意義はどこに?
とかなんとかということで、お正月の夜はふけて行ったのでありました。

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2005.12.26

五十嵐川吟醸酒

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三条市福顔酒造のお酒です。15-15.7。55%。五百万石。4合\1,550。

極薄いですが青リンゴ様の香がします。が、灰っぽさや雨上りの匂いもあり、すっきりとはいきません。

当りは、冷水感。
その後、薄いウォッカライム様の感触。これがやや長めに続き、フェイドアウト。

すべてを削ぎ落とし残ったのが、薄弱なライムの酸味や苦味とアルコール。

これはこれなのですが、4合\1,550はあり得ない。
1升瓶でなくて良かった、というのが正直なところです。

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2005.12.21

長珍特別純米酒無濾過生詰60/16BY & 会津娘純米つるし生酒

新潟以外の酒のエントリは久しぶり。

まず、長珍特別純米酒無濾過生詰60/16BY

chochin_tokubetujunmaishu_murokanamatume_60
 
当りは、アルコール由来の辛味に鋭い酸味。その後直ぐに高密度の米米しい旨味と酸味のセットが膨らみます。
辛味刺激も伴います。伴います、というか、むしろ辛味にラッピングされているような印象でしょうか。
そのせいか舌載りは軽いです。
よくまとまった味わいです。(・∀・)イイ!

開けてしばらく経った瓶のものですが、硬質でドライです。
少し前だったら物足りないかなと思うところですが、今は真中高めストライクですね。


2杯目は、会津娘純米つるし生酒

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当りは生ぬるーい感触。辛味や酸味を感じるのはほんの一瞬で、その後は粘り気のある甘味が圧倒的なプレゼンスを示し口中を制圧します。
とても味の出は長く、延びます。延び過ぎます。
そして、重いです。うー。かなりキツイ。

昨年の味わいの記憶とそう変わらないのですが、飲みにくい。これはやはり飲み手の問題ですね。
甘味耐性落ちています。^^;;

また、しばらくしてから飲んでみたいと思います。

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2005.12.17

笹祝 カップササイワイ

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巻町笹祝酒造のカップ酒です。15-16度。

香はほとんどありません。ちょっとだけ醤油香。

当り。あれ。ちょっとほろ苦い…かな?
緑黄色野菜の苦味?ん。セロリのピクルス?
表現できませんがなんともいえない癖があります。

中盤は、この癖をベースにアルコール刺激がかなり来ます。
クセ者大辛口。

温度が上がってくるとしっとりした甘味と粘り気が加わり、延びが出てきます。
それと伴にこの笹祝テイストも強くなります。
なんでしょう? ニンジンタマネギジャガイモセロリ? 冷めたポトフ? ん?

ちょっとべた付くのがマイナスファクターですが、オモシロイです。

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2005.12.13

君の井 SAKE CUP 本醸造上泉

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妙高市君の井酒造のカップ酒です。15-16度。62%。

ご当地感あふれるラベルです。B級感も出てますね。
ただ。内陸の妙高市の蔵が何故「佐渡おけさ」?

さて、お味は。
香は水やミネラルの他に、希薄なおコゲ風味が伴います。

ピリッとしたスパイシーな辛味と弱い酸味の入り。

中盤になると薄~い甘味が舌をリンスしますが、辛味の細かい刺激がちくちくします。
薄めた甲類焼酎の印象に、始中終切り立った塩気と辛味。
黄緑ラベルのSAKE CUPに見られた甘味は感じませんでした。

これは「大辛口」標榜してもらった方が覚悟して飲めるかな。というか、その方がありがたみがあるように思います。

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2005.12.11

越乃初鮎特別本醸造生貯蔵酒

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妙高市旧新井市鮎正宗酒造の酒です。14-15度。

香はとても柔らかでメロンやチョコレートのキャラクター。少しだけアルコール感伴います。

唇触りもとても柔らか。ふんわりしてます。が、舌まで来ると、一転鋭角的な酸味とすっきりした梨果汁感が明確に感じられます。結構刺激的。
中盤、やや苦味が強調されます。苦くて辛い。うーん、刺身のつまの大根のような要素もあります。
淡麗苦口?鮎のわたのイメージ狙いでしょうか。それはないか。

温度が上がってくると、甘味が加わりバランスがよくなります。

ラベルに「お早めに冷やしてお召し上がりください」。
「お早めに」は「召し上がり」にかかるのでしょうね。やはり。

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2005.12.06

白龍吟醸生原酒無濾過今朝しぼり 平成17年11月10日

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阿賀野市水原白龍酒造の吟醸酒です。

その日の朝搾った酒を契約の酒販店・料飲店に届け、お客さんに飲んでもらおうというアイテムだそうです。
残念ながら「その日」には飲めませんでしたが、「しぼりたて」のフレッシュさが楽しめました。

香はアルコールが主体です。セメダイン様の匂いも強くはないですが明確に上がって来ます。ウイスキー様の穀物感もあります。

唇触りは柔らかですが、インパクトは予想どおり刺激的。舌先から喉、鼻にセメダイン様の風味と強いアルコール感が抜けて行きます。これが後を引くと困るのですが、直ぐに治まります。
その後に、薄い米旨味とライムのような果実味が意外に厚めに乗ってきます。

総体としてウォッカトニックのような印象。
キレがいいです。甘酸っぱくはなりません。

温度が上がってくると、アルコールの甘味・とろみがじんわり加わります。
後口は良いままです。

極すっきり系の無濾過生原酒。辛味刺激の治め方が好印象です。

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2005.12.03

越乃景虎 龍

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栃尾市諸橋酒造の普通酒、龍です。

優しい果実香。メロンやぶどうの要素があります。微かですが、明確です。

当りはまさに「景虎」。とても柔らかな唇触りと、さっぱりとした果実味。普通酒なんですね~。これ。

中盤は、一転して、アルコールの辛味刺激が強く感じられます。はじめの果実風味は隠れてしまいます。
優しさ、柔らかさは消え、厳しい表情になります。毘沙門天か。

温度が上がってくると、再び優しさ、柔らかさが戻ります。
柔甘旨軽圧balanced。

(・∀・)イイ! 価格は¥1,750。CPがいいですね。
普通酒上等です。

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2005.12.01

きりんざん大吟醸紅葉三年熟成2002年

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kirinsan_momiji_ura


阿賀町麒麟山酒造の季節限定酒です。

香はアルコール主体の爽快な印象。少し酸のニュアンスがあります。

当りは柔かくでシルキーな滑らかさ。そして、直ぐにふわっと膨らみます。仄かで甘旨な香が鼻に抜けます。
中盤、仄かで甘旨な膨らみの中から辛味が顔を出します。
ベースには高密度の木目細かい米米しい旨味が広がっています。
醤油感は少しだけで、とても上品です。

温度が上がってくると、延びが出てきます。
balanced and pervasive.

その後、燗にしてみました。より膨らみが出て、辛味や醤油感がほぼ引っ込みますね。
燗にすると、膨らむ分低密度になって「お湯」っぽくなる酒もありますが、これは高密度のまま。
完成度高いです。
その分お値段も高いです。^^;

久しぶりのセレブ系。旨かったです。

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肴は、カナガシラの酒蒸し。締った身ととろんとした皮の内側の部分がンマイです。
お酒とよく合いました。

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2005.11.27

泉流越乃白雪

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弥彦村の弥彦酒造のお酒です。

入りから、薄いですがはっきりした旨味が来ます。
中盤、低密度ながら昆布だし様(?)のすっきりした旨味が広がります。
水の中に昆布だしとアルコールがまんべんなく散らばっている印象。
バランスの良い酒ですね。水っぽいといえば水っぽいんですが旨味に存在感があって、延びがあります。
薄く広く長く。

温度が上がってくると甘味が少し加わり、もっと良くなります。
(・∀・)イイ!
飲み飽きしない普通酒です。

ラベルも素敵ですね。

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2005.11.24

君の井 SAKE CUP

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妙高市君の井酒造のカップ酒です。15-16度。

香は。うーん。粉っぽい甘い香と灰っぽさ。かなり灰っぽさ強め。orz。
この時点でアウトという方も多いでしょうね。

当り。かなり甘いです。が、それは一瞬。ささっと消える。
その後中盤。舌上には、アルコール辛味刺激。が、口中上部には、やっぱりびみょ~な甘味。
この甘味はなんというか、小倉抹茶アイス。村祐=千代の光ラインとはびみょーに違う印象です。

温度が上がってくると、小倉抹茶アイスがどんより重くなって行く。
くどいです。
くどいんですが、それなりのbalanced。バラバラでなくて、よく混和した味わいです。
これはこれ。(←評価緩い)

ちょっと気になるお酒でしたが、1合限りのお楽しみでいいかな、と。

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2005.11.20

越乃潟舟 かたふね本醸造生貯蔵酒

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上越市旧大潟町の竹田酒造店のお酒です。14-15度。¥410。

低アルコール。嫌な予感。

香は灰、砂、ミネラル。これに軽く甘酸っぱい果実感。

辛旨味がはっきりしていて、入りから重い圧力がかかります。意外です。
中盤、旨味辛味に幅が出て、大根様の辛味が浸み入ります。
飲み進めると、だんだん細身になって行きますが、それなりの存在感が続きます。
終盤、苦味が少し残ります。

温度が上がってくると、とろみも加わりしっとりした触りになります。
後口に甘酸っぱさは残りません。

あまり期待しませんでしたが、(・∀・)イイ!です。

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2005.11.16

能鷹吟生 吟醸生貯蔵酒

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上越市長浜田中酒造のお酒です。15-16度、50%。¥428。
そういえば、能鷹の金色包み一升瓶、デパ地下などで見かけますね。鶴の友と間違えそうなの。

これは、3dlの生貯蔵酒です。
さて。
上立香は、はじめに柔らかな湿気が来ます。そして、その中から熟れたメロンのような香が出てきます。

当りは。お?意外にピシッと来る酸辛味。
中盤も鋭角的な触りです。酸味とアルコール由来の辛味になにやら潮の風味があります。
中厚で中圧。
マンサニージャの酸味を少し(というか、かなり)ソフトにしたイメージです。
後口は、潮風味とともにさっぱりキレます。

ここまでは好印象。
が、温度が上がってくると、みょ~に甘ったるい感触が出てきて、甘酸っぱさが口に残るようになります。
特に、喉の前あたりにクドイ触りが残る。
そして、舌に障る灰っぽさが気になってきます。
3dl保たない…。
orz。

冷たい内にささささっと飲んだ方がよいお酒ですね。

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2005.11.13

〆張鶴 吟撰・特選・純・雪

前回エントリに引き続き、〆張鶴です。
較べて飲むもんじゃないですね、と言いながら、〆張鶴吟醸系プラスワン飲み較べです。


初めに、吟撰(16-17度。50%。¥1,785)。

shimeharituru_ginsen

香は低くくやや熟した果実香。メロンや梨、桃。落着いていて上品な香です。
とても柔らかな舌触り。梨風味に柔かい果実感。苦味もありますが、柔らか果実味に包まれていて、目立ちません。
で、円いです。細やかな米旨味+果実味。セレブ系です。

shimeharituru_tokusen

これと対照的に、特選(16-17度。50%、55%。¥1,323)は辛め。それも炭酸的辛味刺激があります。で、果汁味より苦味のインパクトがあります。
茶苦味渋甘味と灰っぽさ、酸味と炭酸辛味刺激。ドタバタしていてunbalanced。
香は、吟撰よりは弱いですが、キレイな果実香がします。
香はいいんですが、味わいが(・A・)イマイチ。

shimeharituru_yuki_tokubetuhonjozo

その後に飲んだのは、特別本醸造・雪(15-16度。55%。¥1,071)。
香は水の匂い。アルコール香。少し、吟撰のような果実香があるかないか。
当りは、吟撰、特選に比べ堅いです。
あれ? 柔かくないですね。花・月の後で飲んだときとは反対の印象です。
中盤は、粒粒した酸味。炭酸感というより、ザラザラガサガサしてます。籾殻感というかミネラル感というか。
で。甘味旨味は乏しい。
終りは、舌上に水味が残ります。

雪の後にまた特選を飲んでみました。
お。甘味の少ないサイダー。甘味のない梨果風味という印象。
これはこれでありかな。^^

そして、雪の後に吟撰を飲んでみると。
吟撰、かなり延びがありますね。
それに比べ雪は味の出が短いし、薄~い印象が際立ってしまいます。どうも雪は(・A・)イマイチ。

で。
(15-16度。五百万石50%。¥1523)。色少し濃い目です。純米だからでしょうか。
吟撰に似た果実香があります。メロン、梨。少し湿気あります。

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当りから米旨味強め。酸味もある。ガッシリした穀物感があり、中厚で中圧です。他にはない質感があります。
balancedで、まとまりがあります。
(・∀・)イイ!

今度は吟撰の後に純を飲んでみると…。
もう分かりません。飲み過ぎ。

好みとしては、純=吟撰>>特選>雪の順番でした。
まあ、較べて飲むもんじゃないですね。^^;;やはり。

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2005.11.10

〆張鶴 雪・月・花

〆張鶴6種類買ってきました。

shimeharituru_6

吟撰、特選、純、雪は4合瓶、月は300ml瓶、花はカップ(その名もツルカップ)です。
全部並べて飲んでみました。
多杉。onz。
6種類だと何が何だかわからん。

ということで、とりあえず、雪(特別本醸造)、月(本醸造)、花(普通酒)3種の飲み比べです。

まず、ツルカップ(花)。15-16度。180ml¥221。

shimeharituru_tsuru_cup_hana

香はあるかないか。水。少しアルコールの匂い。
当りは堅くアルコール辛味あります。
中盤は辛味苦味の枠の中に米旨味が入っている構造。
さらっとした舌触り。すっきりした辛味旨味。
これで延びがあります。
シャープでありながら、味わいにそれなりの重層感があります。
それなりにですが、この「それなりに」部分を楽しむのも一興。侘び。寂び。

次に、。15-16度。麹米55%、掛米60%。300ml¥410。

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香。あれ。微かになにやら果実っぽい匂いがあります。嗅いでいるうちに感じなくなります。一瞬です。
当りは、花と同じ。
ですが、中盤はかなり違います。ガシガシとした旨味です。少し酸味も感じます。よりシャープで、かつ米旨味がある印象。
終盤。あまり延びが感じられない。花より短いですね。

そして、。15-16度。55%。4合¥1,071。

shimeharituru_yuki_tokubetuhonjozo

香は、月よりも明確な果実香があります。少し湿気のある蒸したような感じもでます。吟醸っぽいです。
触りは、花、月に比べ明らかに柔らかく滑らかです。
中盤は柔かく膨らむ旨味。ふわっとしています。
低密度ながら、味わいは長いです。

敢えて言えば、こんな感じ。
雪は、ソフトな米旨味。
月は、米旨味が構成するハードなシェル。
花は、アルコールのシェルに包まれた米旨味。

どれが好みかといえば、花ですね。
月はすこしガチャガチャした印象。雪は、花の後では存在感がイマイチ。
…。まあ、較べて飲むもんじゃないですね。
^^;;

で。全体的に、量を飲むと荒涼とした感触が明確に感じられます。
快適限度は2合かなあ。

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2005.11.06

福扇鬼ころし

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鬼ころしでございますよ。鬼ころし。16-17度の「超辛口」。
鬼ころし標榜酒、残日録初登場です。

「辛口」「超辛口」はイメージいいようで、新興再興今様蔵でもこれをラベルに書くブランドは結構目にしますね。
しかし、「鬼ころし」はどうもネガティブ。いかにも旨くなさそうで。
鬼が死ぬほど辛い、というより、やっぱり鬼が死ぬほどマズイんじゃねーのと。

蔵元は…。やや。三島(長岡市)の河忠酒造。想天坊や地黄坊とか坊さんブランドの河忠。オリジナルブランドは福扇だったんですね。

飲んでみました。
上立ち香は、灰、ミネラル、水の匂い。

当りはざらざらっとしてます。辛味の細かな粒粒がざらざらっと。少しペリエ様の炭酸感もあります。
中盤、粒粒が割れ旨味が染み出します。
あれ?鬼ころしですか、これ。
意外に旨味厚いです。鬼、死にません。鬼が育つんじゃないですか、これ。

辛味アルコール感の上、詰まった旨味。味の出も長めで楽しめます。

(・∀・)イガイニイイ!

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2005.11.03

清泉 雪

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中越地方の海岸寄り、和島村久須美酒造の酒です。ええ。ご存知「夏子の酒ゆかりの蔵」。ラベルにも書いてありますね。
あのドラマはもう10年くらい前でしたか。モーニングの連載はもっと前ですね。

そういえば、とある酒の会でのこと。尾瀬あきらさんが「『夏子の酒』以来ヒットがないので…(笑)」と挨拶されてました。
そうかも。^^;;
うーん?やっぱり、キャラクターの層が薄いのが…(以下自粛)。

さて、この清泉-。15-16度、55%+60%。 
はっきりしたアルコールの爽快な香りが来ます。ツーンとはきませんが、揮発感がある、といった感じです。

当りはズシッとくる米旨味。意外!! 冒頭インパクト有ります。やや粗いですが米米しいインパクト。
中盤、明確ですっきりとした甘味が加わります。米旨味とのバランスの良いコンビネーション。甘味は明確なのですが、邪魔になりません。
そして、ぱっとキレて、さらっとした後口。
これは掘り出し物普通酒。

(・∀・)イイ!
夏子は健在のようです。

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2005.10.30

越の関寒造り & 鶴の友上白

今回は、新潟市郊外の内野町で造りをしている2つの蔵の普通酒のみ比べです。細身の300ml瓶です。

turunotomo_jouhaku_3d

鶴の友のラベル。(・∀・)イイ!
鶴がとぐろを巻いている?
「つう」のイメージでしょうか。

で。
まず、越の関寒造り(塩川酒造)。\336。

koshinoseki_kandukuri_3d

ミネラルや砂の匂い。雨が降り始めたときの空気。少しチョコレートの香もあります。

当りは辛塩。薄いウォッカの刺激。
中盤も同じで、辛塩ストレート。結構しょっぱい。アルコール入り塩水。いやそこまでではありませんが。
味の出は短くもなく、長くもなく。

温度が上がってくると、ビターチョコ様の苦味旨味が加わりますが、シャープさと喉までストレートに入って来る性格は変わりません。

辛塩チョコ苦ウオッカかけ。日本海に比べると、少し柔かく枠がカチッとしてません。



次は、鶴の友上白(樋木酒造)。\395。

上立ち香には、越の関-より旨甘味な雰囲気が漂います。軽い米米しさと酸のキャラも少し。

入りは、越の関-より膨らみがあり、比較的ボリューム感出ます。触りはその分柔らかです。
中盤、総体的に軽い味わいの中で旨味が低密度ながら舌に乗ってきます。
喉にやると、その後、塩苦味が出てきます。

温度が上がってくると、当初の上立ち香の旨甘味な雰囲気が味に出てきます。
柔らか旨甘味 ⇔ 米米しい籾殻感 ⇔ 塩味 の往復、点滅で、飲み干すまで寄り道している感じで、越の関-のようなストレートなタイプではありません。
(・∀・)イイ!

両方とも塩系でした。が、チェンジアップの越の関-、スライダーの鶴の友-。
個性の違いがありました。

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2005.10.28

スキー正宗特別本醸造華 & 千代の光吟醸酒 

今回は、上越地方の酒を2杯。千代の光は妙高市旧新井市の千代の光酒造のお酒、スキー正宗は上越市高田の武蔵野酒造のお酒です。
さて、おはぎ餡子攻撃来るか!?

まず、千代の光吟醸酒

chiyonohikari_ginjo_2l

香り。あれ?全然ない。ない。吟醸というのだから少しは…と思うのですが、ない。まあいいや。

当り。アルコール辛味と硬くザラつく触りです。
中盤は、細く切り立った枠内に旨味甘味が入っているイメージ。コンパクト。
軽めですが、よく詰まっています。

ただ、ザラつく触りと旨味甘味がちょっとアンバランス。

おはぎ餡子攻撃がなかったので悪くはなかったですが、吟醸じゃなくても、というか。


次は、スキー正宗特別本醸造華

skimasamune_tokubetuhonjozo_hana

味がどうの香がどうの以前に名前がたまりません。お腹一杯です。
(・∀・)サイコ-!
ゲレンデのカフェテラスでスキー正宗。

水やミネラルの感触。これに隠れて少し甘い粉っぽい雰囲気があります。

入りは、硬い触り。お。お。お。水っぽい中に餡子様の甘味が散らばっている様子。
中盤。やっぱり餡子様の甘味ありました。が、くどくない。クリーンとまでは言えませんが、素朴ですっきりです。
味の出は長め。

和の甘味がきりっとした水とアルコールの中に封じ込められている印象。
餡子系ですが意外に(・∀・)イイ!

スキー正宗。名前がなんとも異様ですが、枠があって流れない。
お味、ちゃんとしてます。

この日の酒の肴はエイリアンズの一夜干し焼き。

gengyo_no_ichiyaboshiyaki

ゲンギョ。ゲンゲの小さいのでしょうか。魚醤風味強いです。癖強烈です。酒の負けかな。

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2005.10.25

千代の光特別本醸造

chiyononikari_tokubetuhonjozo

妙高市旧新井市の千代の光酒造のお酒です。

香は、なにやら甘い香。粉っぽい甘い香です。

入りは、シュガーシロップ様の甘味。
それが中盤になると、粉っぽい触りが出てきて、おはぎの餡子のような甘~~~い液体で舌と下顎がリンスされたような感触になります。
これは嫌いな甘味。甘茶蔓茶というか、なんかくどい。粒粒で粉っぽい「和」の甘味。

前・小豆甘味低密度膨張、後・急速しぼみ、くどさ残り。

この種の甘味、村祐にも感じたことがあります。
これは出来がどうのバランスがどうのという前にボール球。
ちょっと苦手なタイプでした。

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2005.10.22

萬寿鏡特別本醸造

masukagami_tokubetuhonjozo

(株)マスカガミのお酒です。
HPに

 「日本酒ランキングも大事だが
  スローフード・スローライフには
  もっと多様性があって然るべき
  品質と商品個性で地酒のオンリーワンをめざす
  甕覗(かめのぞき)の酒蔵」。

そういえば、週刊ダイヤモンド10/22に日本酒・焼酎ランキング2005が出てましたね。怪しげなランキングです。


さて。
香は、微かな醤油感と糠や米に水の香が混ざったような印象。

当り。硬い触りや辛味の後、ご飯や芋の風味が来ます。
中盤は、微かな甘醤油味を伴う米米しい旨味。すこし厚みがあります。
もう少し飲んでみると、甘味やコゲ風味、酸味がアンバランスに思える時がありますが、米米しい旨味はより存在感を増してきます。
堅実低密度米米旨旨。

香はよろしくないです。
が、お味は「淡麗」低密度旨口型としてまとまっています。

塩うにとよく合いました。
オンリーワンかどうかの判断は留保、かなあ。

なお、このマスカガミは加茂市の蔵元。新潟市と長岡市の間くらい。信越本線が通っています。
加茂市役所HP、熱いです。

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2005.10.19

越の華中澄み吟醸

koshinohana_nakasumiginjo

信濃川河口近くの蔵、越の華酒造の吟醸酒です。

上立香は、微かに梨やメロン。細く、乾いた印象。

辛旨で細い入り。
中盤は、辛味やミネラル感があり、硬めのミネラルウォーターのような触り。
味の出は細く短く。あっさりとしてます。
冷たいうちは存在感に乏しく、不安になります。

温度が上がってくると、梨味旨味が軽いながらも舌に浸潤してきます。硬さとの相性がよいようです。
(・∀・)ナカナカイイナ。
あっさりタイプとしては、とてもバランスのよい酒です。荒涼感もありません。
よく出来ていると思います。
が、飲む状況は選ばないといけないかなと。初めの方で白身のお刺身などと飲むのがいいと思います。

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2005.10.15

日本海極寒仕込み特別本醸造

nihonkai_tokubetuhonjozo

新潟市内野の伊藤酒造のお酒です。

内野は新潟市内の酒どころ。「鶴の友」の樋木酒造「越の関」の塩川酒造「朗」の浜倉酒造、そして、この「日本海」の伊藤酒造。町内に4蔵が集まっていました。
「いました」と過去形になっているのは今、自分で酒造りをしているのが樋木酒造と塩川酒造だけだから。
伊藤酒造は閉鎖。日本海ブランドは塩川酒造が引き継ぎ。
浜倉酒造は今代司酒造に製造委託(今年まで。その今代司酒造は会社更生法適用で、関西のチェーン酒販店が買収。伝聞)。
日本酒の衰退は酒どころ新潟でも進行しているようです。

さて、日本海。伊藤酒造は今年の8月に建物を取り壊し、敷地は売却されたようです。
この特別本醸造は、8月の瓶詰め。ラベルには伊藤酒造との記載があり、キャップには塩川酒造と書かれています。どっちが造った酒ですか?これ。
酒販店に尋ねてみると、これは伊藤酒造が造った酒で残っていたものを塩川酒造で瓶詰めしたものということでした。

閉鎖蒸留所のシングルモルトみたいなもんですかね。
閉鎖蒸留所といって思い出すのは、Port Ellen 1975(Signatory)。買って良かった、大事に飲もうと思いましたですよ。
が、しかし、ConvalmoreとかGlenugieのように、そら、閉鎖になりますわ、と高い授業料を払ってしまったことを悔いる結果となる酒もあるわけでございます。

まあ、シングルモルトと違って、日本海特本は安い。890円。買いました。

色は、かなりはっきりと出ています。薄い黄色です。
香はアルコールの爽快な香り。米やミネラル、ほんの少しだけ醤油感。灰っぽさはないです。

当りは、柔い唇触りにピシッとした酸味が来ます。
中盤、この酸味が突出しそうでしません。いい納め方。旨塩、薄いウオッカ、薄めたペリエの炭酸刺激。
炭酸感と塩、アルコールが調和した味わい。味わいの輪郭ははっきりしています。シャープでしっかり。
終盤は、この味わいが薄~く延びます。塩味pervasive。

温度が上がってくると、もっと旨塩でしっかりした味わいに進化。塩鮭に負けないプレゼンスです。
ストレートでソリッドな印象が際立ちます。

日本海特本。(・∀・)イイ!です。
なんで閉鎖しちゃったのかなあ。
引き継いだ塩川酒造さん。このブランド、守っていってください。

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2005.10.12

越の寒中梅純米吟醸カップ

koshinokanchubai_junmaiginjo_cup__nomaneko

「インスパイヤ」系キャラには「インスパイヤ」系ブランド。

究極のインスパイヤ系ブランド、「越の寒中梅」のカップ酒です。
55%、15-16度。純米吟醸らしくお値段は¥347。

小千谷市新潟銘醸のお酒です。「長者盛」がメインブランドの蔵元さんです。
他にもいくつかのブランドでシリーズを出しているようです。

この「越の寒中梅」、名前はインスパイヤですがお味はどうでしょう。

上立香はなんか甘酸っぱい香とミネラルや灰の感触。やや湿気があります。
果実香や米米しさ、アルコール感はありません。
ええ。ないです。

当り。水様の触り。冷たい水道水。酸辛な印象もあります。
中盤は、酸味辛味刺激とミネラル、極薄い甘味。それなりのバランスの良さがあります。
そして喉に流すと。
え。う。
なんか苦い感じで引っ掛かります。
緩慢に舌を締めつけるような辛味酸味と仄苦塩感。

飲み進めるほどに、ざらざらした舌触りと苦塩感が出てきます。
後口も苦いような仄かに甘酸っぱいような。
苦塩水・仄か甘味べた付き。

アルコール感がもっと強かったらなんとかなったかなあ…。いや、ならないですねこれは。

純米吟醸カップ¥347と言われてもねえ。
というか。

(・A・)ナンカキモチワルイ

======================

「これ、この越乃寒梅ねえ、2本送ってもらえます?」と尋ねる老人。
「あー、これは越乃寒梅じゃないんですよお。違うメーカーのお酒なんですよお」と答える店員。
何度か見かけた光景。
えらいぞ、店員。置くなよ、店。

お味のほうもちゃんと「インスパイヤ」されてほしいものです。

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2005.10.10

越乃千禄

koshinosenroku

栃尾市諸橋酒造のお酒です。栃尾は、長尾景虎、後の上杉謙信が越後守護代長尾家の家督を継ぐ前に居城をもっていたところです。
景虎、といえば、越乃景虎。越乃景虎といえば、諸橋酒造。
その地元ブランドでしょうか。千禄

キレイで自然な甘い感じの上立香です。
あれ?優しい果実香が低く出ます。希薄ですが、確かに果実っぽい。
これ、普通酒ですか?

当りは正に「景虎当り」。景虎だ、これ。
軟らかな唇触り、舌触りです。
中盤になって、アルコールの刺激が舌先などに来ますが、あまり気になりません。
円く、とても柔かいふんまりした甘味が楽しめます。綺麗でストレートな甘味です。
終盤。素直な甘味が次第に軽く薄くなって行く。その代わりに隠れていた米旨い感触が出てきて少し残ります。
意外に穀物感あります。

極軟旨軽甘入り、後で米旨味。
温度が上がると、そのままの味わいがより木目細かくなり厚みと重みが感じられます。

kaki_no_moto_hitashi

合わせた肴は、柿の素ひたし。菊の花のおひたしです。すこしとろんとした感触があります。上にかかった鰹節の旨味も強い一品ですが、越乃千禄は負けませんでした。
(・∀・)イイ!です、千禄。

これと龍は同じ酒なのかな?

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2005.10.07

お福正宗

ofukumasamune

長岡市のお福酒造のお酒です。
「創業者・岸五郎は全国で初めて 酒母製造への乳酸の添加応用を試み、 これが醸造界の大発明といわれ、今でも「速醸もと」として、 全国の酒蔵で使用されております」。
おおお。そうだったんですか~。


香は湿気ある仄かな甘い香り。

軽い甘味旨味の入り。らくがんのようなほわーとした甘味です。
中盤になると、酸味が点滅し始めて、アンバランス、不自然な味になってしまいます。
「軽く薄い甘酢感 ⇔ 酸味の膨らみ」の往復。これがどうも嫌な感じ。王紋にも感じました。
喉に甘味が重く円く乗るところも似ています。

温度が上がってくると、「軽く薄い甘酢感 ⇔ 酸味の膨らみ」の往復は甘酢感の方に収斂します。

餡子的甘味水溶液。シュガーシロップの感触で厚く重め。
味の出長めなのはいいのですが、この味は嫌いなタイプ。

(・A・)q-

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2005.10.05

白龍

hakuryu_up

阿賀野市旧水原町白龍酒造のお酒です。水原町は阿賀野川下流の新津の近くの町。近くに白鳥の飛来地があります。瓢湖です。
なお、水原といえば水原親憲。←上杉贔屓

で。
香は、あまりしません。あえて言えば、水と酸の感触。アルコール香も乏しい。
当りは、つるーんとしてます。なめらか~な触り。
中盤、ふわっと仄かな甘味や旨味が膨らみますが、低密度。

温度が上がってくると仄か甘味にアルコール辛味が勝ってきます。
後口は荒涼とした感じに。灰やミネラルの触りが相対的に強過ぎ。

一言で言うと「水のような」酒です。
ということで、感想も短いです。

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2005.10.01

越の華 華

koshinohana_hana

新潟市沼垂西、越の華酒造のお酒です。新潟駅近くの蔵元です。

すーっとする爽快なアルコール香。その中に微小な酸の粒粒が多数含まれます。米米しい香りも少し。

当りは、仄かに甘く、木の実のキャラクターが明確です。それに醤油感もあります。
中盤は、当りの味わいの中から、アルコールの辛味が抜け出ます。
これとは別に、弱いながらも明確な酸味が感じられます。それがどうも甘酢っぽいアンバランスな感じに結びつきます。

仄甘nutty。

飲むほどに、舌がざらつくようになり、荒涼とした少し風味が出ます。甘味がリンスしますが、やっぱりねえ。
保存の問題か、荒い保存に耐えるか耐えないかの問題か。
(・A・)q-

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2005.09.29

鶴の友上白

阪神優勝!!2年ぶり。(・∀・)/
(↑ 速攻ご挨拶)

歴史は繰り返すとすると、次は約20年は優勝なしでっか?

さて。

turunotomo_johaku

新潟市内野町の樋木酒造のお酒です。これは普通酒です。長く全国に根強いファンを持つことで有名な蔵ですね。
内野は新潟市西部の郊外。4蔵ある酒どころでしたが、現在造りをしているのは樋木酒造を含め2蔵のみ。地元消費も落ち込んでいるのでしょう。

香りは、水やミネラルに混じって、米ウマ~な風味が少し。
当り。米旨味がつるんと入ってきます。滑らか滑らか。
中盤、舌上に、その米旨味が浸透し静かに長く停滞します。長い。林の如し。山の如し。
が、二口、三口と飲んでいくと、だんだん軽くなり、中重かなという当初の印象が変わって行きます。
鶴の友、こんなに軽かったか?

出汁のような旨味と軽い甘味、伴奏する塩感、苦味のバランスはとても良いです。
塩系です。

温度が上がって行くといい感じになります。高密度。荒涼感はぎりぎり抑えられています。
クジラ味噌漬や納豆焼にも負けません。
ヒネた感じもないですね。

(・∀・)マアイイ!。

ただ。以前の記憶に比べやっぱりなんか軽かったです。

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2005.09.27

麒麟山伝統辛口「でんから」

kirinzan_dentokarakuchi

津川町麒麟山酒造のお酒です。津川は福島県に近い山間の町。鳥井峠を越えしばらくいくと会津坂下です。
越後国内でありながら、会津の領地だったと聞きました。

この「でんから」は麒麟山の定番酒。主力商品の普通酒です。
「伝統的な辛口をつらぬきながらも爽やかさを与えてくれる適度な酸があり、爽快ですっきりした味わいをもっています。」とは蔵元HPのコメント。

では。飲んでみましょう。
香りはほとんどありません。敢えて言えば水の感触。

当り。細く鋭角的でインパクト強いです。辛口標榜酒の一つの型です。
中盤は、力強いアルコール辛味が適度にあり、鋭角的。低密度。水っぽさの中に辛味、旨味がよく混ざっています。喉やその手前に軽い苦味が当ります。

全体的に水感と軽いながらも旨味がよく馴染んでいます。菊正宗本醸造的な印象です。酸味はあるけど露わになりません。
こういうのは最近ストライクにとってます。

温度が上がってくると、少しだけ軽い甘酢感が出てきますが、シャープなところ、全体のイメージは変わりません。
飛露喜発売前の泉川はこういうタイプのお酒だったように思います。

蔵元のコメントどおりの味わいでした。
鯵の南蛮漬によく合いました。

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2005.09.25

王紋

新潟酒リターンズ第1回は、王紋。普通酒です。新発田市市島酒造のお酒です。

oumon_futushu

ラベルはご覧の通り。酒名は「王紋」としかありません。王家の紋章。で王紋。無濾過だの、雄町だの、原酒だの、瓶火入とか斗瓶囲いなど一切ありません。
ただ単に「王紋」です。シンプルです。普通酒っぽいですね。

蔵元HPによると王紋の特徴は「芳醇な香りで口あたりもまろやかな、スッキリとしたのど越しの淡麗辛口」とのこと。
飲んでみましょう。

まず香り。軽いアルコール香に柑橘系の感触やナッツ様の香が伴います。ナッツ感は弱く、控えめで邪魔になりません。全体的に爽快。

当りは、ガシンと来ます。初めから厚く強い入り方。explosive。
中盤舌上、どこか不自然な薄い甘旨~な基盤上に、辛味刺激や米米しい感じやが載ります。酸味は出て来たり消えたり。
酸味の基盤の甘味旨味が酸味の点滅に応じて、甘酢っぽくなったり、酸味と甘味がばらならした感じになったり。
終盤は、喉の方に、どよーんとした甘味重みが感じられます。ただ、後口はすっきり、キレ良い。ミネラル感少しあります。

旨味主体。酸味点滅>不自然な軽く低い甘味。柔口中厚。
全体的にアンバランス。また、甘味が不自然なところ、終盤のどよーんとした重みが嫌な感じ。
椀物に旨味が負けてしまったのも一因かもしれません。

(・A・) イマイチ。
第1回から…。orz

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普通酒上等!新潟酒リターンズ

「新潟の酒は一口で言って淡麗辛口」
「味わいに広がりがなく、旨味に欠ける」
「日本酒本来の米の旨味や喉越しが感じられない」
「新潟系の味の薄い酒」
「新潟の酒は、全体に水の様な、さらりとした酒」
「新潟酒らしい端麗辛口で、嫌味のないスッキリとした風味」
「呑んでも味に厚みがないのでちっともおもしろくない薄口の新潟酒が多い」
などと語られる新潟の酒。

そうかな?と。そうでもないんじゃないの、という人もいる。

そういえば以前はよく飲んでいた新潟の酒。
〆張鶴、大洋盛、菊水、久保田、越乃景虎、麒麟山、北雪、越乃鹿六、越乃寒梅、謙信、萬寿鏡、緑川、高千代、白瀧、鶴の友、雪中梅などなど。
あれからいくつ醸造年度が巡り来たでしょう。
楽にアクセスできるお酒以外は最近飲んでないなあ、と。
もうですね。味、忘れてしまいましたー。

じゃあじゃあじゃあじゃあ。
飲んでみましょうね。呑んでみましょう。
(↑ 呑み専門)

新シリーズです。
普通酒上等!新潟酒リターンズ」。
始めました(・∀・)!

なお、このシリーズ、普通酒以外も書きます。
タイトルの「普通酒上等!」、特に意味はありません。
^^;;

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2005.09.19

芳水特別純米酒カップ

housui_tokubetujunmaishu_cup

徳島県井川町芳水酒造のカップ酒です。¥298。
裏ラベルに社長のコメントが載ってます。

housui_tokubetujunmaishu_cup_ura

額にドイツ軍マーク??

で。
色は明るい黄色。
アルコールやミルク様甘い香りにジャガイモや醤油など、複雑な香りがします。湿気有り中厚中圧。

唇触りはやや硬く、やや酸辛な当りですが、舌上まで広がると米米しい旨味と仄かな甘味も出てきます。
中盤、酸辛感が口奥両側をすぼめる中で、米米しい旨味と仄かな甘味のセットが続き、ときどきジャガイモ様のほっこりした感じ出ます。
この辺、長珍特別純米酒に印象似てます。

最後は、旨味苦味がギリッと浮き出てきて残り、締めます。この部分やや長いです。後口はすっきり。

やや酸っぱ甘い感じも有りますが、とてもバランスの良い米米旨甘な味わいが楽しめました。
(・∀・)マタコーテキテノミマスワ。

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2005.09.18

墨廼江純米吟醸改良雄町 & 菊姫純吟原酒山廃純米K7

【2005年7月その6】
(この日の日本酒一覧)
緑川雪洞貯蔵緑純米吟醸生、雪中梅本醸造、田酒特別純米、菊姫呑切原酒山廃純米K7、臥龍梅純吟生原酒雄町、日高見芳醇辛口純米、愛乃澤純米原酒、墨廼江純米吟醸改良雄町、開運しぼりたて生酒半年熟成本醸造、南部美人夏のにごり酒、越乃寒梅白ラベル、天宝一辛口夏吟生生、壱乃越州本醸造  計13種

4種類ほど入れ替わりました。夏向けアイテムもいろいろ出てきましたね。


※ 初めてお越しの方はまず「はじめに sake tastingの遊び方」をご覧ください。

(付箋なし)
薄黄緑色。Al爽快香の露払いの後に低い、少し熟したような果実香。湿気あり。

当り、柔らかで円いが、中盤にはザラザラした触りがこれに代わる。
苦渋味や少し酸っぱさ伴う。酸旨な酒とも思えるが、ガサガサした籾殻感も目立つ。これに集中すると、濃い目の酒という印象。
キレは良い。

  解答 1. 日高見芳醇辛口純米
     ② 墨廼江純米吟醸改良雄町

  答え ○ 墨廼江純米吟醸改良雄町
  
suminoe_junmaiginjo_kairyoomachi_teionbincyozo_label_up


(付箋有り)
黄色明確。酸香、米米しい香、焦げた香り。

酸高い当り、強い。
中盤には、酸っぱさ伴う米米しさと辛味。酸っぱさが辛熱米米感に次第に取り込まれていく。
全体的に強圧でやや中厚。酸っぱく強烈。あー、酸っぱい。プレーンヨーグルトより酸っぱい。

  解答 ① 菊姫純吟原酒山廃純米K7

  答え ○ 菊姫純吟原酒山廃純米K7

kikuhime_yamahaijikomi_nomikirigenshu_muroka_label_up


〔感想〕
付箋なしは、少しの酸っぱさが日高見-を思い出させましたが、ブリニーな部分がないので違うだろうと。
で、柔らかで円い入りの感触に着目して墨廼江-を候補に。少し熟した果実香は純米吟醸に関連付けられるし、ガサガサした籾殻感は菱沼的「雄町」観と整合する。
ということで、墨廼江-で解答。○。

付箋有りは、酸っぱさの急降下爆撃、酸味の強襲敵前上陸。
これは、タイコンデロガ級日本酒です。
ええ。菊姫の山廃です、これは。○。

久しぶりに、両問正解。こういう出題をきっちり当てると嬉しいものです。
今年は、23勝39敗 打率3割7部1厘です。

この日の酒の肴は、サワラ、ミルガイ、本マグロ、コハダ、キンメ、アイナメ、ハモの刺盛りです。

sashimori_sawara_hamo_maguro_mirugai_kohada_kinme_nado

特にハモ、コハダが美味しかったです。

================

お知らせです。

このシリーズ「1.日本酒遊び-ブラインドテイスティング」の更新をいったん停止します。
というのは、物理的事情などにより、これまでのように頻繁にいつものお店Yに通うことができなくなってしまったからです。
なお、他のシリーズはこれまで通りゆるゆる更新し続けますので、お読みいただければ幸いです。

美味しいお料理を味わい、暖かな空間で日本酒を楽しむことができたのはとてもありがたいことでありました。
Yのご主人、どうもありがとうございました。御礼申し上げます。これからも時々伺いますので、その際はよろしくお願いいたします。

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2005.09.12

東北泉雄町純米

ブレたら、負け。 9・11

( ↑ 時事ネタごあいさつ)


これは、ブレない酒です。

touhokuizumi_omati_junmai


山形県遊佐町高橋酒造店のお酒です。

色は、薄黄緑の光があり、粘性高そうです。
ごはん、roasted nuts、ミルク、ヨーグルトなど低いが複雑で厚い香りがします。

当りはぴぴっと少し酸味が来ますが、総じて綺麗な唇触りでやや硬い感じ。
中盤、ガサガサっとした米旨味と藁や畳のニュアンス(←畳食ったことあるんか?ヲイ)。
旨甘な米米しさに酸味とミルク感が伴い、輪郭のハッキリした味わいになっています。中圧で中厚。
白鷹の本醸造がガサガサっと、ザワザワっとしたイメージと言ったらいいでしょうか。

終りは、この味わいが滑らかにすうーと消えます。で、後口すっきり。
(・∀・)イイ! 定番酒にしたい酒です。

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2005.09.10

愛宕の松特別純米酒ブラック

atago_no_matu_black_junmai_cup

宮城県三本木町新澤醸造店のお酒です。15-16度、60%。¥300。近頃伯楽星で有名な蔵元さんの第一ブランドです。

別にラベルに「ブラック」と書いてあるわけではないですが、ラベル黒いし、レシートにも「特純ブラック」と書かれてたので。

色はほとんどありません。
香りは、水、ミネラル感、仄かな甘い香り。全体的にとても弱いです。

唇触り柔らかながら舌にピシッと軽い酸味が当ります。
中盤、やや辛味が出てきて旨味も少々加わります。それに反比例するように酸味はゆっくり隠れていきます。
終りは、旨味渋味感が出ますが、特段延びることなく、ささっと消えます。味の出は短め。

軽圧低密度水旨味膨らみ+酸味アクセント。
さらりとした酒です。

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2005.09.06

宗玄純米雄町無濾過生原酒

石川県珠洲市宗玄酒造のお酒です。55%、17‐18度。

sougen_junmaiomachi_murokanamagenshu

薄~く緑色かなっと思わせる光のある濃い色です。
当りは、と。。。

(゚∀゚)キタキタキタキタ!!!

もうですね。ガシガシっと迫ってきます。
いや、違うかな?ガシガシっというよりもむしろ、とてもgrassyと言った方がいいかも。Elixir Vegetalの感じ。強いインパクトがありますが、広大で雄大なイメージがあります。

中盤。苦渋で旨味多く、強圧重層です。草や米、ビール、野菜などの印象。
ここまでgrassyなのは初めてです。仄かな甘味とそれに伴う少しの粘性もあり、延びは長いです。とても長いです。
もう、最後までgrassyなまま。堅牢なのででれーんとはなりません。
このgrassyさや堅牢さは雄町効果でしょうか。「癖のある軽い酸味と米米しい苦味(酸味<苦味)」が濃縮し、あるいは拡大した味わいです。

冷涼な空気のなか、広~く、見渡す限りうねうねした丘陵に草原が続くというイメージ。スコットランドの草原の画像を思い出します。

この宗玄-は(・∀・)スゴイ!!! 

宗玄は草原でした。

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2005.09.03

早瀬浦山廃純米 & 臥龍梅純吟生原酒

【2005年7月その5】
(この日の日本酒一覧)
奥播磨夏の芳醇純吟超辛生、緑川雪洞貯蔵緑純米吟醸生、雪中梅本醸造、田酒特別純米、臥龍梅純吟生原酒雄町、愛乃澤純米原酒、早瀬浦山廃純米、白岳仙吟生、開運しぼりたて生酒半年熟成本醸造、南部美人夏のにごり酒、越乃景虎超辛口、壱乃越州本醸造  計12種

前回と同じ出題でした。やられた。

※ 初めてお越しの方はまず「はじめに sake tastingの遊び方」をご覧ください。

(付箋なし)
暗薄黄色。微細気泡が少し。低く流れるalの爽快な香。湿気あり。米感や酸香伴う。

当り、セメダイン系?由来の辛味。
中盤、辛旨で低~中密度だが舌に浸潤する旨味。旨塩枠でキリッとしている。やや長い。さらっと消える。

しばらくしてもう一度飲んでみると、なんかリンゴ風味や柔らかなさっぱりとした梨風の果実味が少し感じられる。

  解答 1. 早瀬浦山廃純米
     ② 奥播磨夏の芳醇辛口

  答え ● 早瀬浦山廃純米
  
hayaseura_yamahai_junmai_2label
 

(付箋有り)
山吹色やや薄め。これも低く流れる香り。華やかだがコンパクト。オレンジやライム。微かにバナナ様の香り。花。少し熟したような香も。

当り、低密度甘味水の入り。
中盤、ピリ辛の枠の中に甘味水が入っている構造。仄かに甘く、一寸果実感。
終盤は、触り円く柔らか。

  解答 ① 白岳仙吟生

  答え ● 臥龍梅純吟生原酒

garyuubai_junmaiginjo_murokanamagenshu_bizenomachi_2label


〔感想〕
付箋なしの方は塩系です。ということは早瀬浦-しかないわけで。なんで奥播磨-に代えちゃったのかなあ。後で感じられた果実味に引きずられたんだと思いますが。
臥龍梅-との間で干渉があったのかも知れません。

で、付箋有りの方の答えは臥龍梅-。これはまったく分りませんでした。前回感じた熱さや強圧重層感もなく、円い仄甘な印象でした。

今回も己の舌や脳のええ加減さを思い知る結果となりました。いつものことですが。

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2005.09.01

「第一回 地酒カップ選手権」

行ってきましたですよ、サンプラザ中野。
味ノマチダヤpresents地酒カップ選手権です。

jizakecup_iriguchi

60種類以上のカップ地酒が並び、多くの蔵元の方がお店のスタッフとともにサービスやロジを担当されてました。
会場に入る前に何枚かのシートをもらいました。

jizakecup_sheets

一番上にあるのは「利き酒道場」参加券。銘柄明示の5種類×銘柄隠しの5種類のマッチング方式の利き酒です。
酔っ払わないうちにチャレンジしましたが、愛宕の松と澤の花(だったか?忘れた)を逆にしてしまいました。残念。

で。メインの利き酒は、2コースに分かれていました。
一つは銘柄を隠した状態で味わいを楽しむ「チャレンジコース」。

challenge

もう一つは、ラベルを見ながら味とともにデザインを楽しむ「お楽しみコース」。

cyochin_et_al

どうせなら、ということでチャレンジコースにチャレンジしました。
全部で53種類のカップ地酒が並びます。スポイトで利き酒用カップに取り分け、利いてみます。
利き酒シートに、香りと味わいを簡単にメモして、評価欄に○付けします。
評価欄には、
1.「うまい」
2.「まあまあ」
3.「う~ん」
の三つの選択肢があります。

2時間ほどかけて全種飲んでみました。「うまい」は14種、「まあまあ」が24種、「う~ん」が15種でした。

「うまい」に○を付けたのは次のお酒です。

・ 澤屋まつもと純米 京都府 松本酒造 ¥257
 「湿厚果実香<米旨香 中~軽の旨味」
・ 福千歳山廃純米吟醸 福井県 田嶋酒造 ¥380
 「細め リンゴ、梨香 仄甘旨味柔らか中厚で長い」
・ 芳水純米 徳島県 芳水酒造 ¥298
 「湿厚 米米、芋 仄甘ちょい辛、輪郭明確」
・ 福千歳山廃純米 福井県 田嶋酒造 ¥290
 「湿熟米米 厚い 醤油、ナッツ>旨辛味と甘味balanced」
・ さいかのさと 和歌山県 雑賀豊吉商店 ¥295
 「厚米米+芋香重層 旨味充分balanced ほっこり」
・ 日高見純米 宮城県 平孝酒造 ¥300
 「米、芋、醤油やや鋭角。軽旨>甘味>酸味 軽いなりのbalanced」
・ 不老泉山廃特別純米 滋賀県 上原酒造 ¥300
 「軽乾、米、芋、醤油 米米し強、辛く厚い」
・ 鍋島特別純米 富久千代酒造 ¥300
 「軽い果実感、酸香 軽くクリーンな果実味ストレート」
・ 来福純米 茨城県 来福酒造 ¥260
 「微甘酢香 酸辛balanced ミネラル感に旨味よく混ざる」
・ 来福純米吟醸愛山 茨城県 来福酒造 ¥330
 「乾、リンゴ果実香軽め 旨甘に酸味伴いbalanced」
・ 長珍特別純米 愛知県 長珍酒造 ¥300
 「湿厚、米、芋、形明確 ストレート甘旨→幅あり 延びる」
・ 初亀純米 静岡県 初亀酒造 ¥300
 「香無し微湿 強い甘酢味→苦味酒感、辛味の枠、リキュール延び」
・ 南部美人特別純米 岩手県 南部美人 ¥300
 「低い香 微果実香少し熟 茶甘味ストレート 枠有り 延び」
・ 萬寿鏡 特別純米 新潟県 マスカガミ ¥300
 「米米しい香、醤油、ナッツ強め 米塩旨味 モルト」
※ 「」内は、メモの翻訳。読めないところ略。^^);;

福千歳、来福が2アイテムとも「うまい」でした。
また、評価は「まあまあ」にしましたが、正雪純米、正雪純米吟醸は個性的で印象に残りました。前者はキャラメル風味、後者は野菜スープ。いやホントに。笑)

3.に○した酒に、これまで好みだと感じていた酒がいくつか入っていたのが意外でした。
やはり軽めのものの評価が低め。
また、普段飲む時よりも少な目に口に含むからでしょうか、もっと力強いだろうと思っていた酒が意外に軽く感じられたり、軽快かつバランスの良いタイプに感じていたものがアンバランスに思えたりしました。
いつものように、普段飲みと日本酒の会でも利き酒とでの感じ方の違いがあったようです。
また、生酒の評価も低かったです。火入が大半だったせいか、生々しさに違和感を感じました。

最後は、お楽しみコースで、好きな酒を少し多めにカップに注いで「ちょい飲み」してきました。

午後1時から午後4時まで。
充実した3時間でした。(・∀・)/
ところで、「第一回」ということは、第二回もあるのか?

(参考)
利き酒の結果は、地酒屋のロックンロール日記に掲載されています。

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2005.08.27

國権純米酒

kokken_junmaishu_cup

福島県田島町國権酒造のカップ酒です。15-16度、60%。¥294。

色はなんか色ついてるかなー、程度です。
香りは微かなアルコール香に微かな醤油香。水やミネラル感、甘旨な感じもありますが、全体的に極薄いです。

当りはやや硬い触りで少々トロミある甘醤油感。
中盤には、仄かな甘味ベースに旨味がじんわり広がります。
水膨らみしますが旨味も広がるので水っぽくなりません。
終りはささっと消えます。

柔か過ぎない、ぬろんとしない、適度な円さが印象的。

軽柔米旨仄甘の中でのバランスの良さがあります。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

明日はマチダヤ地酒カップ選手権の日ですね。
飲ま飲ま。

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2005.08.24

開春純米超辛口

kaishun_junmai_chokarakuchi_cup

島根県温泉津町若林酒造のカップ酒。15.5%、+15、酸1.4、アミノ1.0、神の舞60%、9号。¥294。

裏ラベルに「スッキリと飲み飽きしない辛口の純米酒です。中取り部分だけを瓶詰めしました」とあります。

色はとても薄いです。
アルコールの爽快な香りに、ミルク様の香り、塗料感や揮発感があります。全体的にはっきりとした湿気のある中厚の香りです。

唇当りはやや柔らかで、酸高。
中盤も酸高。さらにアルコールの辛味刺激と苦味があります。触りは柔かめで円い感じもするので酸っぱさまでは感じません。

終りはラベルとおりスッキリ。

温度が上がってくると、少しだけトロミ甘味が出ますが、これが味わいに十分な統一感を与えます。こうなると旨味も出てきます。
温度上がってきた方がいいですね。

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2005.08.18

臥龍梅純吟生原酒雄町 & 早瀬浦山廃純米

【2005年7月その4】
(この日の日本酒一覧)
〆張鶴吟醸生貯、奥播磨夏の芳醇純吟超辛生、緑川雪洞貯蔵緑純米吟醸生、雪中梅本醸造、秋鹿純米無濾過生原酒、臥龍梅純吟生原酒雄町、浦霞純米生酒、早瀬浦山廃純米、白岳仙吟生、開運しぼりたて生酒半年熟成本醸造、南部美人夏のにごり酒、越乃景虎超辛口、壱乃越州本醸造 計13種

前回から5種類ほど入れ替わりました。

※ 初めてお越しの方はまず「はじめに sake tastingの遊び方」をご覧ください。

(付箋なし)
暗黄色。少し赤茶けた感じ。Alの爽快な香。果実香少々。

当りは、強圧で米米しい感じ、酸高で厚い。
中盤、喉にal辛味と熱さが流れて行くが、その流れ中からガッシリした米旨味広がる。強圧重層。
米米しさと少々の甘味がハードリカーに溶けこんでいるイメージ。Alの熱さ残るが、味わいはスパッと消える。

温度が上がってくると、甘味適度で絶妙のバランスのリキュール様の触りに。リンゴ感が明確に加わり甘味とともに柔らかく延びる。
(・∀・)イイ!

  解答 1. 秋鹿純米無濾過生原酒
     2. 臥龍梅純吟生原酒
     ③ 開運しぼりたて生原酒半年熟成本醸造

  答え ● 臥龍梅純吟生原酒雄町
  

(付箋有り)
暗黄色、麦わら。米、酸っぽい香、alの爽快な香。微かなセメダイン感と揮発感。

当り、柔らかでつるんとした入り。
中盤、酸味→米旨味と来て、微果実味が加わる。中圧で喉に少し苦味。
終盤、舌上熱さ少し、苦渋味残る。

全体的に、すっきりした酸味、梨様の苦味が心地よい。
キリッとして縦長に少し延びる。(・∀・)イイ!

  解答 1. 浦霞純米生酒
     ② 奥播磨夏の芳醇超辛無濾過原酒

  答え ● 早瀬浦山廃純米

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garyubai_junmaiginjo_namacyogenshu___and__hayaseura_yamahaijunmai__ura


〔感想〕
今日は両方とも好みの酒でした。

付箋なしは、当りの印象では秋鹿-かなと思いましたが、中盤以降の感触では、臥龍梅-開運-。延びが良かったので半年熟成標榜の開運-で解答。ハズレ。
開運-を後で飲んでみたら、甘酢味や少し醤油感やナッツの風味があって、かなり印象が違いました。

付箋有りは、揮発感があったので、さっぱりした生だろうと思って迷いましたが、答えは早瀬浦-
当りのつるんとした感触が脳内早瀬浦と合わなかったこともあって、全く念頭に有りませんでした。
が、早瀬浦-、ンマイです。暑くて湿度の高い日でもするするいけます。
(・∀・)イイ!

早瀬浦に合わせた肴はカツオの刺身。
戻りカツオです。脂はやや控えめながら身に良く溶け込んでいて、しっとりとした舌触りで木目細かくうまみたっぷり。
今まで食べたカツオの中では最もンマイものでした。

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2005.08.14

十四代愛山特吟1999

juuyondai_aiyama_tokugin_1999

6年前に買った十四代愛山特吟。なんとなく飲みそびれて、冷蔵庫にほったらかしてました。
1年も過ぎると、ここまで置いておいたんだから今飲まなくてもと思い、また1年また1年ということで6年。

10年まで待っても良かったのですが、熟成向きとも思えないですし、もうそろそろ軽くヤバイ状態になっているのではと心配になりました。
で、この際成仏してもらおうということで、いつものお料理屋さんYに持ちこみ、飲みました。
菱沼は古酒・熟成党ではないですが、6年も放っておいたらどうなるか興味がありまして、とても楽しみでありました。


色は濃黄緑色。濃いですね。粘り気あります。
香りは、米米しく、かつヒネた感じ。醤油香。焦げたビスケット。みりん。

当りは、甘くとろーんしていて、米感とコゲ、醤油感と甘味がよく混ざっていてシルトのように木目細かい。
蜂蜜のような感触もあり、熱さのないリキュールとも思えます。
コゲ風味や熟成感は明確ですが、味わいの上層でさっと抜けて行く感じです。

温度が上がってくると、酸味が少し出てきて、甘味とのバランスが崩れるます。この辺、飲みにくいです。
ぬる燗にしてみると、冷たいうちのバランスが回復、さらに焦げた風味、ヒネた感触が気にならなくなりますね。


さて。飲んでみて。
あんまり感動はないです(笑)。想定の範囲内というか。やっぱりこうなっちゃうのね、というか。
木目細かい触りなど好印象の部分もありましたが、十四代-の風味がもう少しちゃんと残っていれば面白かったように思います。

ということで、成仏していただきました。

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2005.08.11

田ゆう純米生酒 & 浦霞純米生酒

【2005年7月その3】
(この日の日本酒一覧)
〆張鶴吟醸生貯、奥播磨夏の芳醇純吟超辛生、田酒特別純米、緑川雪洞貯蔵緑純米吟醸生、雪中梅本醸造、李白特純しゃくなげ酵母無濾過生原酒、清泉純吟亀の王生貯、浦霞純米生酒、田ゆう純米生酒、白岳仙吟生、越乃寒梅白、越乃景虎超辛口、壱乃越州本醸造  計13種

夏に涼を求めてか、北国のお酒が多くなっていますね。


※ 初めてお越しの方はまず「はじめに sake tastingの遊び方」をご覧ください。

(付箋なし)
茶かかった黄色。麦わら。米米しい香、コゲにならない程度に爽快。バランスの良い香り。

当り旨辛で、米米しく太いが丸みある感触。
中盤、酸味強いが米旨味で受け切り、酸味突出せず。途中から木の感触も少しだけ出てくる。
水口感なくギッシリ感が最後まで続く。(・∀・)イイ!

温度が上がってくると、木の感触が明確になる。

  解答 1. 田酒特別純米
     2. 奥播磨夏の芳醇超辛
     ③ 田ゆう純米生酒

  答え ○ 田ゆう純米生酒
  
denyu_junmai_namazake_label
 
 

(付箋有り)
薄茶色結構濃。Al爽快香に一寸フレッシュさ。微かな果実香あって、良い具合に少しだけ熟れた感じ。

微かな苦味と微かな梨味がアルコール感によってキリッと立っている感じ。
中盤もシャキッしていて、苦味伴う梨果実感に仄甘米旨味がよく混ざる中厚の味わい。
バランスがとても良い。南部美人的。(・∀・)イイ!

温度が上がってくると、果実味たっぷりになる。やや熟した感じだが渋旨苦味伴い、だらけない。

  解答 ① 白岳仙吟生
     2. 李白特純しゃくなげ酵母

  答え ● 浦霞純米生酒

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〔感想〕
付箋なしは、米米しい感じが一瞬田酒-を思わせますが、色も違うし、木の感触もある。同じ田でも、この木の感触は田ゆう-。ということで、正解。
神奈川の泉橋酒造が造る田ゆうは何度か飲んできましたが、今回のがもっとも良かったです。

付箋有りの方は、南部美人があればそれ、という感じのお酒。白岳仙-にしてはおとなしく穏やか。李白-は生乾きな感じだし、ということで分らず。
答えは、浦霞-。以前飲んだときは甘酸っぱさが目立ち、少し飲みにくかったように記憶してますが、今回はとてもよかったです。

さて、今日の酒の肴は、マツカワカレイ半身+スズキ+カンパチ+マグロすきみの刺し盛り。
 
sashimori_suzuki_matukawakarei_kanpachi_magurosukimi
 
マツカワカレイ、ンマイです。味わいは複雑で、えびせんや海苔のような風味もあり、クリスピー。
カレイ好きの菱沼としては大満足でございました。

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2005.08.06

鍋島三十六萬石特別純米酒

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佐賀県鹿島市富久千代酒造の酒です。スーパーで買いました。ええ、某スーパーです。天吹とか獺祭とかもありましたね。
15-16、55%、+4。4合¥1,260。

色は薄い黄緑色。
果実感、ミルク様の香りが混ざった低く落着いた湿気のある香りです。弱いアルコール感もあります。

当りは柔らかで、稠密な触りに無機的な苦味渋味が伴います。
中盤、この無機的な感じにガイドされた軽いトロミと仄かな甘味がぬろ~んと広がり伸びます。
触りは稠密ですが圧力はあまりありません。軽圧。軽いトロミには仄かな甘さのほか米旨味と少しだけの塩気が埋まっています。

終盤、無機的な感じが戻り、ちょい辛残りで終ります。

2度目飲んだときは、なんか全体的にはっきりしない感じでした。米旨味がオブラートに包まれていて、はっきりせんかい、わりゃ、というか何と言うか。

ぬろ~んとした感触がイマイチ好みでなかったようです。

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2005.07.28

富久長14BY雄山純米吟醸無濾過

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「感性のお酒 富久長」。
広島県安芸津町今田酒造本店の熟成酒です。近所の酒販店Yの超オススメ商品。ポップに釣られて買いました。
4合¥1,650。

「雄山」というのは「雄町」+「山田錦」の意味のようです。そういえば広島県知事は藤田雄山氏でしたね。

さて、飲んでみましょう。
色は、薄黄緑色で少々気泡が残ります。とろみがある感じです。
香りは、さーっと広がる青リンゴ様の香りが明確。少しミルク感もあります。
全体的には、これらの香りがalとともに発散するイメージで、シャープです。

当り触りは硬め。強い辛味と軽いが明確なリンゴ果汁味、米米しい旨味や酸味、苦味などがドン!と来ます。インパクト強いです。
中盤は、これらの味わいがよく混和していて中厚。舌触りがすこしザラツクのが不調和でしょうか。
終盤、だんだんフェイドアウト。苦味辛味渋味が少し残ります。

後口は、硬水ミネラルウォーターの舌触りが長く引きます。

温度が上がってくると、触りがだんだん柔かくなり、じんわりした染み入るような延びが楽しめます。
(・∀・)イイ!です。

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2005.07.24

緑川雪洞貯蔵緑純米吟醸生 & 越乃寒梅白ラベル

【2005年7月その2】
(この日の日本酒一覧)
開運伝生酒、奥播磨夏の芳醇純吟超辛生、田酒特別純米、緑川雪洞貯蔵緑純米吟醸生、國権てふ純米吟醸生酒、李白特純しゃくなげ酵母無濾過生原酒、十四代本丸、清泉純吟亀の王生貯、磯自慢本醸造5℃貯蔵、日高見芳醇辛口純米、白岳仙吟生、越乃寒梅白、壱乃越州本醸造  計13種

日本酒のメニュー、前回と同じです。そろそろ新潟-新潟の出題が来そうだと思ってたら来ました。


※ 初めてお越しの方はまず「はじめに sake tastingの遊び方」をご覧ください。

(付箋なし)
暗薄黄色。水、ミネラル、灰、微かな酸香や米香。微かなalの爽快香。ビスケット。

柔らかで仄か甘旨味。とても軟い当り。
中盤、やや刺激的な辛味と柔らかく膨張するような、低密度の芯のある米旨味。少しだけ酸刺激と苦味伴い、水口にならない。
壱乃越州にしては旨味強く、延びも長い感じ。

  解答 ① 壱乃越州本醸造
      2. 越乃寒梅白

  答え ● 越乃寒梅白

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(付箋有り)
明薄黄色。Al香、微かな熟したような果実香。
当、やや硬めの水触り。すきっとしたミネラルウォーター感。
中盤、やや酸っぱさ来る。コンパクトな、小さなコンテナの中に米旨味詰まった感じ。
最後は水っぽさも感じる。塩水感<酸味。酸味明確。

  解答 1. 緑川雪洞貯蔵緑純米吟醸生
     ② 越乃寒梅白

  答え ● 緑川雪洞貯蔵緑純米吟醸生

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〔感想〕
付箋なしは、壱乃越州-にしては旨味やや多め。とすると、越乃寒梅-か。しかし越乃寒梅-はここまで柔か触りでないし酸味ももう少しはっきりしているはず。うーん?
付箋有りは香りになんか熟成果実感ある。ここを重視すれば緑川-なんですが、酸味明確なところは脳内越乃寒梅-。うーん?

迷ったあげく、「総合判断」(←根拠のない決め付け、とも言う)で、壱乃越州&越乃寒梅-で解答。両方ハズレ。
orz。この辺の新潟酒はもう長く飲んでいるのですが未だに外します。orz。

さて、今日の酒の肴は、本マグロ中とろ、白ミル貝、ときしらずです。

sashimori_honmaguro_mirugai_keiji_up

ときしらずは久しぶり。解凍品ですが、しっとりとして旨味たっぷりです。


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2005.07.20

石鎚雄町純米槽しぼり55%15BY & 早瀬浦山廃純米

暑い。
またしても近所の酒亭Sで暑気払。毎日暑気払いかと。
枝豆、冷奴、焼鳥をつまみに2杯。

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以前飲んだのとは違うラベルの石鎚を発見。石鎚雄町純米槽しぼり55%15BY。新モノ好きなので早速注文しました。

香りはなんかガサッとした、酸や米米しい感触。石鎚純米吟醸槽搾りの温和なイメージとかなり違います。

当りもガサッとしていて、米旨味に苦味、渋味と藁のような癖が伴い、強圧です。
この辺の感触が雄町らしさなのでしょうか。
中盤は、だんだん、強圧さの中から柔かい感触が出てきて大分様相が変わります。
終盤は